2017.01.16
初めての推薦図書
昨年末にある方から本(食事制限の本!)を薦められましたが、そういえばこれまで私は人に本を薦めたことがない、ということに気づきました。
はて、老若男女を問わずお薦めできる本はなんだろう…と頭の中の本棚を探索し、たどり着いたのがこの本です。
「100万回生きたねこ」(佐野洋子 作・絵)がそれです。おそらく、絵本の世界ではかなり有名ですので、既にお読みになられた方も多くいらっしゃることと存じます。私がこの本と出会ったのは、かれこれ20年ほど前のことですが、時々思い出したようにページをめくるたびに、少しずつ違ったとらえ方をさせてくれるように感じます。皆様は仕事や勉強など忙殺の日々をお送りでしょうが、そのような方にこそ是非この本を手に取っていただきましたら幸いです。
残念ながら、作者の佐野洋子さんは2010年にお亡くなりになりました。このような絵本だけではなく、エッセイなどの著書もたくさん遺されております。「私はそうは思わない」「死ぬ気まんまん」「ふつうがえらい」などタイトルだけでも相当そそられます。
かなり経験豊富な人生を歩まれてこられた方ですので、「100万回…」のあと、よろしければこちらもいかがでしょうか。