2011.10.07

チャイナオープンテニス2011

今、北京の国家テニス場でチャイナオープンテニスが行われています。中国では10月1日の国慶節から1週間連休という企業も多く、また多くの学校がお休みということで、会場には多くの家族連れが訪れています。

20111007_01チャイナオープンに合わせて完成した国家テニス場

20111007_02夜はライトアップも

チャイナオープンは特にWTA(女子テニス協会)がグランドスラムに次ぐランクの大会に位置付けていることもあり、トップクラスの選手が参戦するほか、会場内ではテニス用品メーカーや協賛企業によるそれぞれ趣向を凝らしたイベントや、子供たちを対象にしたテニス教室など、子供からお年寄りまで1日楽しむことができます。

20111007_04子供たちが参加できるイベントが満載

また、今年は新しく建設された国家網球場(国家テニス場)のお披露目の大会にもなりました。アジア最大級の全天候型コートとして約15000人を収容、美しい外観と、360度見渡せるスタンドや大型スクリーン、天井カメラなど最先端の設備が整った新しいテニス場は、今回のチャイナオープンからセンターコートとして使用されています。

20111007_05国家テニス場の中の様子

今年の大会は、期待の李娜が初戦で敗退と残念な結果もありましたが、それでもやはり自国の選手の試合となると、コートの周りには人だかりができ、なかなか席が確保できない事態も。会場全体から「加油~(がんばれ)」の声援が中国選手を後押しします。

20111007_03中国人選手の試合にはこの人だかり

20111007_06中国人選手のダブルスの試合に「加油~」の大声援

中国は李娜が今年の全仏を制して以来テニス熱が高まっており、また、国がテニスを重点スポーツとして位置付け、テニスコートの建設に優遇措置がとられるなど、テニスは人気、実力ともに今後ますます注目の種目となりそうです。

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