2012.02.13
甘みと香りと酒精「中国酒」
同僚のMさん宅に数人が集まり、以前出張先の中国でいただいたお酒で「中国酒」パーティを開きました。主役の中国酒は「瀘州老窖」。瀘州は四川省東南部、長江と沱江の合流点にある町で、水質がよいため、お酒の産地として知られています。中でも名酒として有名なのがこの「瀘州老窖」。中国の穀物を原料とする蒸留酒、白酒(パイチュウ)の一種で、独特のコクと濃香をもつ濃香型のお酒、酒精度(アルコール度数)はなんと56度。中国では乾杯用に小さいグラスでいただくのが一般的ですが、今回は普通のグラスに少しずつ注いでいただきます。アルコール度数の強さからいっても、「少しずつ」は原則ですが、口に含んだ瞬間、独特の甘みと芳醇な香りがふわーっと広がる味わいの深いお酒です。
Mさんお手製のサラダやお鍋(お酒に合わせ「坦々鍋」)、それに豪華な松葉ガニ、おいしくいただきました。非常感謝。