キックオフ
いよいよJ1リーグが今週末開幕しますが、その前哨戦となるFUJI XEROX SUPER CUPが3月3日に国立競技場で開催されました。昨シーズンのJリーグ王者である柏レイソルと、元日決勝の天皇杯で優勝したFC東京の対戦が行われました。この日ばかりは天候に恵まれ、ポカポカ陽気のサッカー観戦日和となりました。
黄色く染まった柏レイソルのゴール裏
この大会がJリーグの試合と一味違うのは、通常のクラブチーム主催のホームゲームではないため、全国のクラブチームのPRが積極的に取り組まれている点です。コンコースには対戦カードごとにJ1、J2各チームの新しいユニフォームがディスプレイされています。
各クラブチームのユニフォームが勢揃い裏
Jリーグ観戦においてはスタジアム常連の私ですが、一番目が輝いたのは、普段そのチームのホームゲームでしかお目にかかれないチームマスコットの着ぐるみが一堂にこの会場に集結したことでした。コンコースに登場したマスコット達はどれもたくさんの人々に囲まれ、サインや写真撮影をおねだりされる人気者です。私も便乗して、たくさんのキャラクターの写真を撮ってきました。一番気になる存在は、シャチのグランパス君。名古屋グランパスの名物キャラクターです。色んなポ−ジングと、異色の存在感に周囲も釘付けでした。
目が離せないグランパス君(名古屋グランパス)
サインのおねだりに器用に応じるベガッタ君(ベガルタ仙台)
屋台が並んだフードコーナーでは、各チームのご当地グルメが楽しめます。私は、敷島のチーズトッポギ(ザスパ草津)や富士宮焼きそば(清水エスパルス)などをチョイス。試合前にお腹もきっちり満たしました。スタジアム観戦で食べ物が充実するのは、とても嬉しいことですよね。
屋台のおいしさは列の長さに比例する!?
肝心の試合は、2−1で柏レイソルが勝利しました。決定機を着実にものにする勝負強さと、個々の選手のハイレベルなプレーが随所に見られ、王者の貫録十分でした。対するFC東京も、新戦力も早速の活躍を見せ、昨年J2で培った粘り強さを身に付けて迎えるJ1復帰シーズンで、どこまで上がってくるのか個人的な期待感も募る内容でした。
開幕前のわくわくする気分を盛り立ててくれた一戦となりました。サッカーに限らず、今シーズンも様々なスポーツを現場で楽しみたいと思います。