2012.08.06

奥運会(オリンピック)@中国

連日話題のロンドンオリンピックも早くも前半戦を終え、終盤戦となりましたが、中国は金メダル数でアメリカと1位争いを繰り広げるなど、中国選手の幅広い活躍が目立ちます。

20120806熱戦の模様は連日、国営の中国中央電視台(CCTV)を中心に生中継されています。CCTVはカテゴリーごとに10以上のチャンネルをもち、通常スポーツはCCTV5スポーツチャンネルで放送されますが、多くの種目を放送するため、スポーツチャンネル以外でもオリンピックが中継されていました。当然ながら自国の選手が活躍する種目をメインに放送するため、日本ではあまり知られていない種目の中継を見ることができます。例えば「飛び込み」、中国にとってはこの種目はお家芸ですが、「飛び込み」にもいろいろな種目があるのをご存じでしょうか。「シンクロ飛び込み」はペアで行う競技で、ぴったりと息の合った演技が圧巻、シンクロ飛び込みは男女共に中国勢が金メダルを獲得しました。また、卓球やバドミントンのように決勝で中国選手同士の対戦が見られるのはさすが。会場内は「加油(頑張れ)」の大合唱です。オリンピック種目の選手強化を国策として取り組んでいる中国、年々メダル獲得数を伸ばし、前回の北京オリンピックでは、金メダルの数でアメリカをおさえ1位になりました。滞在中は毎晩のように中国の国歌を耳にし、中国のパワーを見せつけられた思いです。現地の方とオリンピックの話題になると、「強いのは前半の種目だけだよ」「個人競技は強いけど、団体競技は苦手なんだ」などの謙遜の声も聞かれましたが、後半の陸上では中国スポーツ界のスーパースター劉翔も控えており、中国の人々にとっても、オリンピックが話題にのぼる毎日がまだまだ続きそうです。

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