2013.06.05
スポーツという共通言語
先日、私が以前所属していたJリーグのクラブ・ヴィッセル神戸のホームスタジアムを訪れ、私が商品開発から関わった“プレミアム・ソシオ・クラブ”がグレードアップしたということで見学してきました。今では国内のプロ野球、Jリーグのスタジアムでも珍しくなくなったいわゆるラグジュアリーシートですが、いろいろ見た中でもここでのサービスはトップクラスではないかと思っています。
近すぎず遠すぎず試合全体を見渡せるシート位置、クッション性のあるゆったりしたシート、高級感のある室内空間、ビュッフェ形式の料理・ドリンクなど整っています。また、試合後にはシート後方のラウンジにてプロの司会者によるパーティーが開かれ、その日出場した選手と直接ファンが触れ合うことができたりします。
こういったシートの特徴は特別な環境で試合を観戦できるということだけではなく、ここを訪れることで来場者同士の交流が深まり、時にはビジネスに発展したりすることです。スポーツはそれをただ観戦するだけで楽しめるものですが、共に楽しむ仲間がいることで、スポーツという共通言語を通じて、思わぬ人との“縁”ができあがるものです。
その人と人とを繋ぎ合わせるスポーツの力をうまく活用することによって、これからもいろんな出会いを提供していきたい、と思い日々目の前の仕事に取り組んでいます。