2013.09.04

AACの会場(中国・南山)を視察しました

20130904_01第5回目を迎えるアジア・パシフィックアマチュアゴルフ選手権(AAC)、今年の会場となるのは中国山東省龍口の南山国際ゴルフ場です。松山英樹選手の連覇、最年少14歳で優勝した関天朗の出現など、次世代を担うアジアパシフィックの選手がマスターズ出場を目指し出場するこの大会は、中国・深圳、日本、シンガポール、タイで開催され、今年ふたたび中国を舞台に行われます。いよいよ2ヶ月後に迫った大会を前に、大会会場の視察に龍口市南山を訪れました。

山東省の煙台空港から車で約70分、龍口市は渤海に面する港湾都市です。アルミ工業を主軸とする地元の南山集団が「村企合一」の民営企業グループとして工業、金融、航空、不動産、観光、教育、福祉など複数の産業で町と一体化して発展してきました。ゴルフ産業も南山集団が注力している産業のひとつで、山東省を始め国内外に279ホールのゴルフ場を有しています。この南山集団が所有する南山国際ゴルフ場の丹嶺GCが今回のアジア・パシフィックアマチュアゴルフ選手権の会場となります。20130904_02 20130904_03

南山は中国を代表するゴルフ場で、国際ランクの大会が行われるトーナメントコースとして知られていますが、中国ナショナルチームのトレーニングセンターが設立されていることでも、注目されています。2016年のオリンピック正式種目化を前に結成されたオリンピック強化チームもここ南山でトレーニングを行っており、将来中国のゴルフ界を代表し世界での活躍を期待する選手が今まさに育成されています。20130904_04

中国ゴルフの発信基地として大きな役割を担う南山の地で行われる今年のAAC。中国選手が地の利を生かして上位に来るのか、日本選手がどんな戦いを見せてくれるのか、また果たしてどの選手が早々に2014年のマスターズの出場権を得るのか。いずれにせよ将来世界で活躍する選手がここから誕生することは間違いありません。今年のAACにぜひご注目ください!

このページのトップへ