【中欧旅行記 その1】‐プラハ‐
先月末から、休暇を利用して中央ヨーロッパ5か国を周ってきました。ミュンヘン(ドイツ)に始まり、プラハ(チェコ)→ウィーン(オーストリア)→ドゥブロヴニク(クロアチア)→ブドヴァ他(モンテネグロ)、そして再びミュンヘンに戻る旅でした。これから5回に分けてそれぞれの街の様子を綴りたいと思います。 初日はいきなり成田で搭乗した飛行機の右翼エンジンが作動せず、5時間の足止めを食らいました...。どうなることやらと思いましたが、その後夜遅く、なんとかドイツのミュンヘンに到着しました。一泊だけして、翌日4時間ほどバスに揺られ、プラハに向かいました。<プラハの街>
建物の作りや色に統一感があるせいか、街全体が古き良きヨーロッパの風合いを感じさせ、その景色を見ていることで心が落ち着く場所でした。有名なカレル橋からプラハ城へは非常に多くの観光客に遭遇するものの、かといってごみごみしているわけではなく、その雰囲気を楽しめる場所ではないかと思います。プラハの拠点であるプラハ本駅は非常に近代的だったものの、共産主義脱却後の発展の中で、まだまだ伝統的なヨーロッパの街並みを残しており、観光地から歩いて周れる範囲にカフェやレストランも多く、コンパクトで美しい街でした。
<プラハでの食事>
チェコの代表的なクネドリーキという“茹でパン”(=ほぼ蒸しパン)を食べました。これはメインではなく、肉料理などの付け合せで、料理のソースにつけて食べたりするものらしいのです。(蒸しパンがコンビニで食べられる日本人にとっては特別珍しいものではありませんでした)ただ一緒に飲んだビールはチェコ本場のピルスナービールで(銘柄不明)非常においしかったです。味が日本のビールとは少し違い、少し甘めで、かつ泡が非常に繊細というか“キレ”とは対極の優しい味でした。日本でもこんなビールがないか探してみようと思います。