2021マスターズ現地リポート
2021年4月8日(木)
いよいよ2021Masters開幕しました!
先ほど7:40より、オナラリースタートとともにマスターズ達の戦いの火蓋が切って落とされました。現地オーガスタ・ナショナルゴルフクラブからレポートいたします。
気温は17℃ほどですが、朝のオーガスタは冷んやりしています。今日の最高気温は27℃と予想されていますが、コース上は30℃を超す暑さになるだろうと思います。
今年のオナラリースタートは、ゲーリープレイヤー、ジャック・ニクラウスに加え、初の黒人マスターズ出場選手であるリー・エルダーが参加しました。
高齢のためティーショット披露とはなりませんでしたが、現在の米国内のレーシズム問題に際し、マスターズなりの対応だったのだろうと推察します。
2年ぶりの有観客での開催となり、人数の制限がありつつも、久々の歓声と拍手で会場は湧いています。会場のコロナ対策としてパトロンには厳正な制限がしかれており、マスク着用とソーシャルディスタンス、手洗いを呼び掛けています。(観戦ガイドブック表紙にも注意書きがありました。)
我々現地スタッフも毎日専用の検査キットを使って、オンラインの抗原検査を実施しており、会場入口で陰性証明書の提示を求められています。
さて今年のマスターズの展望ですが、タイガー不在で混沌としていますが、やはりディフェンディングチャンピオンのダスティン・ジョンソン(DJ)、ブライソン・デシャンボー、ジャスティン・トーマス、ロリー・マキロイあたりに注目が集まっています。
練習日のラウンドでもDJ、デシャンボーの組の周辺には、多くのパトロンが集まっていました。
個人的には、2015年覇者のジョーダン・スピース、先週息子が生まれ父親になったばかりのジョン・ラーム、そして10回目の挑戦となる松山英樹に注目したいと思っています。
日本では、睡眠不足の週末になると思いますが、皆様2021年マスターズの盛り上がりを楽しみに、そして応援をよろしくお願いいたします。