当社は、日本生命CSR（企業の社会的責任）広報のお手伝いをさせていただいております。きっかけは、TBSテレビが毎年放送している情報番組「1秒の世界」。この番組の2006年の初回放送とクライアントのCSR情報発信の開始が重なり、この時からお取引がスタートしました（番組は当社と関連会社の責任セールス）。

今年の夏頃から新しいCSR-CMの話が少しずつ進んでおりましたが、CM制作が最終決定したのが9月中旬のこと。11月初旬には露出したいとの要望により、制作作業が急ぎスタートいたしました。

今回は「ニッセイ未来を育む森づくり」に絞った情報発信で、日本全国津々浦々に拡がっていく植樹・育樹活動を紹介しながら、森づくりの大切さを訴えていくというものでした。

年間を通して使えるCMにする為には、季節感を出さない自然の風景が必要です。日に日に紅葉が進む各地の森に焦りながら、企画案を固めながら撮影に入るという型破りの並行作業。社内の意見をまとめるクライアント側と、自然と戦いながら撮影を進める制作スタッフ。1日も無駄にできないという思いの中で、緊張した毎日が続きました。

今回、何といっても幸運だったのが天候。いくら段取りが良くても天候ばかりはどうにもなりません。青森、北海道と晴天が続き、富士山もこれ以上ないというタイミングで綺麗に撮影することができました。更に、伊豆での撮影では、カワセミを呼び寄せるという強運もつかみました。

自然が織りなすハイビジョンの綺麗な景色と、日本生命の森づくりに懸ける未来への想いを是非ご覧ください。また、TBSの「1秒の世界･第6弾」は正月2日に、最近話題の「生物多様性」をテーマに「里海」の考え方を視聴者にわかりやすく紹介いたします。こちらもどうぞご覧ください。最後に、今回のCM撮影に際してはニッセイ緑の財団のご協力をいただいたことを付記いたします。