中国事情 (2) 食在中国! 『朝食』編
食在香港、食在台湾・・・食べ物のおいしい都市のことを称して、よく「食在○○(食は○○にあり)」と表現されます。中華圏に実に多くの「食在○○」が存在します。それはつまり中華圏はグルメな町の宝庫ということ! 今回の「中国事情」のテーマは、「食」についてご紹介したいと思います。
(1)中国定番の朝ご飯 豆乳+肉まん<br />
上海の外灘(バンド/租界時代に建設された西洋建築が建ち並ぶ上海随一の観光エリア)近くにビジネスマンが列をなす早点(朝ご飯)屋さん『芭比饅頭専売店』がありました。
豆乳は中華圏では定番の朝メニューですが、お店によって濃さや甘みが違うもの。好みのお店を見つけるまでいろいろなお店を試してみるのが朝ご飯を楽しむコツかと。
ちなみに私は豆乳+肉まん+饅頭(マントウ/皮がほんのり甘い蒸しパン)を外灘の景色を眺めながらいただきました。肉まんは肉汁があふれるほどジューシーで、朝からボリューム満点。
(2)屋台感覚の朝ご飯 焼餅(シャオビン)
小麦粉で薄く焼いた皮に好きな具を包んでいただく手軽な朝食です。
私は中国風揚げドーナツ「油条(ヤウティウ/ヨウティヤオ)」と青ネギをチョイス。油条を入れることでボリュームが出て、朝ご飯として十分です。片手で食べられるので公園を歩きながらいただきました。
皮の薄いの、厚いの、卵を一緒に巻いたの、などなどバリエーションが豊富です。
(3)中国といえばお粥ですが・・・
家庭で食べる朝ご飯といえばお粥ですが、画像は機内食。上海から北京への移動に使った国内線で出てきました。
機内食とはいえ、アツアツでおいしいのですが、まさかお粥と思っていなかった私は開けた瞬間衝撃を覚えました。そして、手がベタベタになったのが少し残念・・・。でも、中国ならではの機内食でした。
(4)番外ですが、蜂蜜酸牛女乃<br />
蜂蜜入りヨーグルト(酸牛女乃/サンニュウナイ)です。朝メニューというわけではありませんし、北京でしか見かけなかったのでエリア限定ものかもしれませんが・・・
薄茶色の可愛らしい陶器に入っており、紙のフタの上からストローを刺して飲みます。2元で購入。空きビンはお店のケースに返却します。
次回の「中国事情」は、「お気軽グルメ」編と「ご馳走」編です。