2019.11.18

ウイスキーフェスティバル

先週末、国内最大級のウイスキーイベント”Whisky Festival 2019 in TOKYO”に行ってきました。

オフィシャルサイト URL : https://whiskyfestival.jp/tokyo2019/

ベルサール高田馬場の大きなイベントホールを貸切って、各ウイスキーメーカー、輸入販売店、おつまみ系メーカー等が所狭しとブースが並んでおり、来場者は、12時から19時の最大7時間、好きなだけウイスキーのテイスティングが可能(一部有料テイスティング有)という夢のようなイベントでした。

場内アナウンスで、常に体調管理とミネラルウォーターの補給を促されながら、バグパイプの演奏をBGMに、おつまみを片手に各ブースをぐるぐる回ります。行列ができていて目立っていたのは、サントリーの山崎、Ichiro’s Malt、そして、Talisker、Glenlivetあたりも混雑していました。また、ROYCEチョコレートは、Port Charlotteとのコラボレーションでペアリングの提案などを行っていました。

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また、今回はザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティのマスターブランドアンバサダーであるジョン・マッチェイン氏のテイスティングセミナーがあるということで、参加してきました。テイスティングで出された4つのウイスキーはどれも特徴的で美味しく、ジョン氏の軽快なユーモア交えたトークを楽しみました。一番印象に残った言葉は、「味覚、及び味覚の表現というのは、各々が今まで人生で体験してきた事からしか出てこないものである。」といった事でした。彼はグラスゴー出身ですが、彼がどんなに努力をしても日本人の持つ独特の味覚や表現を実感することはできない。但し、色んな表現をしていく事で、どこかに共通する接点を持つことはでき、共感することはできるだろうという事でした。
その言葉を聞いて私は、味だけでなく、ある一つの体験や感動を表現・共有する為には、常日頃から様々な経験を通じて多くの引き出しやバックグラウンドを持っておくことが非常に重要なのではないか、と感銘を受けました。

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我々のビジネスに置き換えると、スポーツ/エンタテイメントの現場でのLIVE体験というものの価値は、その感動がその場に居た各々の糧となって、その後のそれぞれの人生の中での味覚として役立っていくのだろうと考えます。

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