2018.12.17

D1グランプリ

少し前の話になりますが、11月上旬に息子に誘われてお台場で開催された「D1グランプリ」なるものを初めて観戦してきました。D1というのはドリフト走行のNo.1 決定戦というFIA(国際自動車連盟)が認める公式競技なんだそうです。D1グランプリシリーズはドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技です。この競技がお台場で行われているということを中学生の息子に教えられました。ドリフトとは後輪もしくは4輪を滑らせながら走る走法のこと。わたしもクルマは大好きでして、19歳で運転免許を取得して、コツコツお金を貯めながら5台ほど乗り継いできましたが車を大事に乗ろうという方なので、ドリフト走行なるものはしたこともなく、自分でやってみようとは絶対思えないものです。

D1 OFFICIAL WEBSITE URL:http://www.d1gp.co.jp/02_what/whats_index.html

上記URLに、D1グランプリシリーズの詳細、ドリフト競技の真髄なるものが説明されておりましたので、詳しい中身は、こちらでご確認ください。

D1_GP_2018_Rd

なんでも、このドリフト競技というものは日本発祥のものなんだそうです。

今回の出場選手には日本人以外にも、ロシアや香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、ブラジル、モザンビーク、サウジアラビア、イラン、チェコ、スイス、イギリスと様々な国から参加していました。日本で生まれたドリフト競技がここまで国際色が豊かになっていることに驚きました。

参加選手が1名ずつ走行して得点を競うのが「単走競技」、2台が並んでドリフト走行して互いのドリフト技術を競うのが「追走競技」なんだそうで、どっちの競技も初めて見る私には爆音に耳をふさぎながら、タイヤの白煙で見え隠れするマシンの挙動や、コーナーの外壁にぶつかりそうになる車にハラハラしながら、続々と登場するマシンとドライバーに見入ってしまいました。

優勝したのはGeorgy Chivchyan(ジョージ・チヴシャン/19歳/ロシア)で日本の国産車(もちろん改造車)を駆っての見事な走りでした。

中学生の息子はTVゲームの中でドリフトを覚えたようで、本物のドリフトを間近に見られて本当に興奮していました。私も息子も初めての体験でした。

DSC_1993 (002)

DSC_2040
最近アオリ運転のイヤーなニュースが世を賑わせていますが、他人に迷惑な危ない運転は自分も含めて注意したいですね。このD1のように限定された場所で安全を担保された車両、環境で車のポテンシャルを発揮させるのは大歓迎です。

アマチュアレーサーの皆様、お願いですからくれぐれも公道でやるのはご遠慮ください。

このページのトップへ