広州の観光スポットのひとつに「広州塔」があります。
見どころはなんといっても、自立式電波塔として世界一の高さを誇る600.0m、昨年秋に行われた広州アジア大会に合わせて一般公開が始まり、広州テレビの電波塔としての役割以外にも、展望台や夜のライトアップなど、広州を代表する人気の観光スポットになっています。

夜の広州塔

ところが、現在広州塔の高さを抜き、世界一に躍り出たのが、ご存じ「東京スカイツリー」。
東京スカイツリーの高さは「634（ムサシ）」m、2012年5月のグランドオープン前からすでに東京の新名所として注目されていますね。

世界一でないとはいえ、広州塔は中国の第3の都市、広州市のパワーを象徴するような見事な建築物です。また付近を流れる珠江は中国で長江につぐ流域面積をもつ大河で、ライトアップされた夜景が美しい人気のスポットになっています。

ちなみに私が留学等で3年ほど過ごした台湾の「台北101」も世界一のビルということで人気の観光地でしたが、2004年のオープンからわずか3年で、「世界一」から「元」世界一と紹介されています。現時点世界一のビルはドバイの「ブルジュ・ハリーファ」。ただしこれを超えるビルの建設はすでに始まっているらしく、世界一の座に君臨できる期間の短さに「技術の進歩」を想うべきか、世界一の宿命ともいうべきか・・・。
※建築物の高さには、さまざまなカテゴリーがあります。

「元世界一」台北101

オレゴンのトーナメント視察の経由地であったポートランド、そしてポートランドからベントのドライブ中の数コマの写真です。

ポータブルGPSナビゲーション。声をホーマー・シンプソンに設定したところ、楽しくドライブができました。

Water Front：Portlandの川沿いエリアをお散歩。夜景がとても綺麗なエリアでした。

翌日からBLUES FESTIVALが行われるとのことでしたが、残念ながら観ることはできませんでした。

VooDooDonuts：地元で人気のドーナツショップ。夜10時近くでも小さな行列ができてました。Google型のドーナツも！（非売品）

CooperMountain：オレゴン州もワイナリーが多い地域だそうで、道すがら少し覗いてみました。もちろんテイスティングはしてません。

WarmSprings：ベントからポートランドへの帰路で、ウォームスプリングスというネイティブ・アメリカン居住区を通過しました。

地元のラジオからは民族音楽が流れ、異国情緒にたっぷり浸れました。

Elmer’s：地元のレストラン。アメリカ北西地域はCoffeeも有名です。この店の名物Northwest Lodge Blend(R)は、無料で何杯もいただけます。朝からヘビーな朝食と共に。

知り合いもいるので、今度は是非プライベートで行ってみたいです。

先週1週間、ジョージア州オーガスタからオレゴン州ベントを周ってのミーティング＋視察旅行でした。
今回は、
成田⇒アトランタ⇒オーガスタ
オーガスタ⇒アトランタ⇒ポートランド（ベントまでの往復はレンタカー）
ポートランド⇒成田
といったルートでしたので全てデルタ航空の便を使ってみました。

個人的な感覚ですが、デルタ便はベトナム航空とのコードシェアなので、しかもアトランタが南部および南米への乗り継ぎということから、乗客が多国籍となり、入国審査に時間がかかるような気がします。

アトランタ空港はデルタ航空のハブ空港なので、いたるところデルタ機だらけ

オーガスタでは、ANGCとのミーティング、そしてホテルとのミーティングを行いました。もちろんFrench Market GrillのGumboも忘れることなく食べてきました。そして、初のオレゴンへ。

オレゴンの雄大な景色

オレゴン州のベントで先週行われていたのは、Rolex Tournament Of Championsという、American Junior Golf Association（AJGA）が主催しRolexがスポンサーするジュニアゴルフトーナメントで、全米各地および世界各国からもトップレベルのジュニアゴルファーが競う大会です。

大会が行われたCrosswater Country Club

ティーグラウンド看板

日本からも、ゴールデンウィークにサンコー72CCにて行われた大会で上位に入った、芦沢宗臣（あしざわひろたか）選手（15-18歳の部優勝）と佐藤耀穗（さとうあきほ）選手（12-14歳の部優勝）の2名が出場しました。2名とも健闘空しく3日目に予選落ちとなり最終日に残る事ができませんでしたが、NCAAの大会やシニアトーナメントが行われるという海外のチャンピオンシップコースで、風雨の強い非常に厳しいコンディションの中、世界のトップレベルの選手達とプレーをしたというだけでも貴重な経験となったのではないかと思います。

3日目の夜には、リゾート内パーティーホールにて、Dinner Of Championsという式典が行われました。この式典は、選手、関係者達がフォーマルな身嗜みにて、コース料理をいただきながら歓談し、Rolexの代表者からの挨拶や、The President’s Leadership Awardの表彰を行うというものです。The President’s Leadership Awardとは、AJGAとUSGAとのパートナーシップにより設立された賞で、自発的にチャリティー活動を行ったジュニアメンバーを表彰するものです。

ディナー風景　みんなゴルフウェアからスーツ姿へ

表彰されたTurk選手

表彰された男女各1名によるスピーチがありましたが、非常にしっかりした内容で、特に、友人をStevens-Johnson syndromeで亡くしたNatalie Turk選手の、「明日死ぬかも知れない人生で、今やるべき事をしっかりと考えて行動してください！」というメッセージは、実際に行動している人からの切実で説得力のある言葉として非常に心に響きました。ゴルフが上手いだけでなく、こういった人格形成プログラムを推進している点においても、大変素晴らしいイベントとなっています。

最終日は、前日までの荒天が嘘のような絶好のコンディション。男子は3日目にトップに立ったHAK選手がリードを維持し、女子は混戦の末プレーオフにてTHEN選手が優勝いたしました。上位者の中には既に全米女子オープンの出場を決めていた選手もおり、今回出場した他の選手達も必ずや近年中にテレビで見ることができるでしょう。楽しみです。

最終組の3名　この中から将来のヒーローが

余談ですが、実はAJGAスタッフという職業は、プロゴルフ運営スタッフの道の1つとなっているようで、過去にAJGAトーナメントで修業を積んだ数人が、USPGAのトーナメントディレクターとなっているとのことです。