「ナマステ!インディア」でインドを体験
9月24~25日、東京・代々木公園で開催された日本最大級の日印文化交流イベント「ナマステ・インディア」に行ってきました。ナマステ・インディアは食・音楽・芸術など、インド好きな方も、普段あまり触れ合う機会がない方も、インドの魅力的な文化をまるごと体験できるイベントとして18年前から行われており、昨年は17万人もの人が訪れたそうです。
インドの音楽やお香のかおり、人々の熱気漂う会場です。まず向かったのは、インド料理店のブース。都内のインド料理レストランのブースがずらりと立ち並び、野菜や豆などバラエティに富んだインドカレーはもちろん、スパイシーなチキン、チャイやデザートなど本場の味が楽しめます。お昼時にはテントやベンチがお客さんでいっぱい、会場全体がスパイシーな香りで満たされていました。
インドの洋服や雑貨が売っているコーナーは、特に女性に人気。掘り出し物あり、スカーフやタペストリーなどお手ごろな価格で買えるとあって、まるでバーゲンのような人だかりです。女性に人気といえばサリーの着付けコーナーやメヘンディ(ヘナで手足に描くアート)など、インドの伝統ファッションを体感!
その他、野外音楽堂のステージではインド舞踊などのプログラムが楽しめるほか、敷地内ではアート制作の実演やパフォーマンスも行われ、会場内をお散歩気分で歩きながら、東京に居ながらにしてインド気分を味わうことが出来ます。
ちなみに9月はインドのほかにブラジル、スリランカ、ベトナム、ネパールと国際色豊かな代々木公園らしく、さまざまな国の文化交流が開催されました。旅行に行きたいけど、なかなか時間が・・・というとき、まずはこのようなイベントでちょっとした異文化体験も楽しいですね。
秋の味覚(銀杏)
まだ気候的には残暑が厳しく、秋の涼しさを感じるには程遠い感じですが、それでも秋は着実に来ています。
紀尾井坂の銀杏の木から落ちてきた銀杏を見つけました。熟れた銀杏を臭い、誰かが踏みつけた果実の汁の臭いは何とも表現しにくいですが、独特です。あまりこの臭いが好きな人は少ないと思います。ただこの実、銀杏(ギンナン)を煎った実は酒のつまみに最高です。こちらは好きな人が沢山いると思います。
これから秋の味覚が美味しくなる季節です。秋の食べ物、あまり食べ過ぎないように、自らの胃腸と相談して、ほどほどがいいかもしれません。
中国超級足球(サッカー)リーグ観戦しました。
上海出張中、ちょうど市内の虹口足球場(虹口サッカースタジアム)で中国超級リーグのホームゲームが行われるということで、視察させていただくことにしました。中国超級リーグは、2004年に発足して以来、汚職や八百長問題が取り沙汰されてきましたが、協会と政府が本格的に腐敗官吏の取り締まり、汚職の撲滅に取り組み、また今年大連の不動産企業が大型出資を発表したほか、レベルアップのための選手補強も積極的に行われ、今後の再生、発展が期待されています。
さて、この日の対戦相手は現在リーグで首位を走る広州恒大。キックオフの時間を前に試合会場には次第に人だかりができ始め、スタジアム内は熱気に包まれていました。会場内に入り席に着くと、目の前に飛び込んできたのは9割を超える上海申花サポーターの青色。ゴール裏のサポーターエリアはどちらも青、それぞれのエリアで別の応援をするので、まるで申花vs申花、味方なのか敵なのかわからない状況です。
地元意識の強い国民性のためでしょうか、それともそのあまりに広大な国土のためでしょうか?僅かばかり広州恒大におくられる声援に、その姿を探してみると、ごくごく限られた一角に赤い集団を見つけました。広州恒大にとってこれは究極のアウェイゲームです。
しかし超少数派恒大サポーターの応援が選手たちに届いたのか、試合は恒大がチャンスを確実にものにし、2-0で勝利しました。1割にも満たない恒大サポーターの歓声と、申花サポーターの落胆。試合内容ばかりでなく、なかなか興味深い試合でした。中国超級リーグは現在16チーム、他チームの試合も今後ぜひ観戦してレポートしたいと思います!