2012.02.13

甘みと香りと酒精「中国酒」

20120213_01同僚のMさん宅に数人が集まり、以前出張先の中国でいただいたお酒で「中国酒」パーティを開きました。主役の中国酒は「瀘州老窖」。瀘州は四川省東南部、長江と沱江の合流点にある町で、水質がよいため、お酒の産地として知られています。中でも名酒として有名なのがこの「瀘州老窖」。中国の穀物を原料とする蒸留酒、白酒(パイチュウ)の一種で、独特のコクと濃香をもつ濃香型のお酒、酒精度(アルコール度数)はなんと56度。中国では乾杯用に小さいグラスでいただくのが一般的ですが、今回は普通のグラスに少しずつ注いでいただきます。アルコール度数の強さからいっても、「少しずつ」は原則ですが、口に含んだ瞬間、独特の甘みと芳醇な香りがふわーっと広がる味わいの深いお酒です。

Mさんお手製のサラダやお鍋(お酒に合わせ「坦々鍋」)、それに豪華な松葉ガニ、おいしくいただきました。非常感謝。20120213_02 20120213_03

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2011.12.01

中国事情(5) 食在中国! 『今が旬の…』編

中国で秋といえば、上海蟹のおいしい季節。
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中国に 「九雌十雄」という言葉があるとおり、旧暦9月はメスが、10月にはオスが旬を迎えるのだそうです。旬が異なるばかりでなく、メスは卵、オスは白子と楽しみ方も違うため、秋の上海蟹はなんとしても外せない旬の食材です。日本でおなじみのたらばガニやずわいガニと異なり足が細く身が少ない上海蟹、なんといっても美味なのはカニみそ。まずは甲羅を外して、それから身を半分に折って、たっぷり詰まったカニみそを楽しむのが上海蟹の食べ方です。

20111201_01今が旬の上海蟹

また上海ではカニみそ入り小龍包やカニみそと豆腐の炒めものなど、さまざまなカニみそ料理が楽しめます。よく蟹を食べると会話が少なくなると言われますが、これは万国共通?!蟹をいただく皆の表情は真剣そのもの。食べることについ夢中になってしまう、秋の上海蟹はそれくらい美味なのです。

20111201_02最後まで食べつくして大満足

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2011.11.28

世界のプレイを上海で!「美蘭湖上海マスターズ」開催

20111128_00中国のゴルフ人口は約300万、ゴルフ場の数は600といわれています。日本のゴルフ人口が約1000万、ゴルフ場の数は2000以上、13億という中国人口からすると、ゴルフはまだまだ少数、富裕層のスポーツであるといえます。しかし中国市場の潜在能力は当然ゴルフ界も注目しており、今年の秋、上海に新たなゴルフトーナメントが誕生しました。

20111128_0110月27日~30日、上海の地下鉄7号線「美蘭湖」駅から数分という、市内から非常にアクセスのいい美蘭湖CCで「美蘭湖上海マスターズ」が開催されました。今年の大会はアメリカ、ヨーロッパ、アジアのトップ選手、そして地元中国の選手9名を含む30選手が参戦、初代のチャンピオンをかけて戦いました。中国国内で行われる国際的なゴルフトーナメントのギャラリーといえば、上海に住む欧米人や日本人、韓国人の姿が目立ちますが、この大会は地元の方が多く観戦に訪れている印象です。チケットについたプレゼント引き換え券でもらえる大会イメージのブルーの帽子をかぶったギャラリーが真剣な表情で世界のトッププロのプレイを見つめます。結果はRマキロイが18アンダーで優勝、賞金200万ドルを獲得しました。20111128_0320111128_022016年にゴルフがオリンピックの正式種目に決定したことで、国内のゴルフ強化はすでに始まっているといわれています。まずは世界的なトーナメントが開催され、ゴルフへの注目が高まることで、中国ゴルフのレベルも上がっていくことでしょう。今年、日本女子ツアーでは、フォンシャンシャンが2勝をあげ、賞金ランキングも7位に入りました。今後いっそう中国選手も日本や世界の舞台での活躍が期待されます。

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