野沢温泉外湯めぐり
日本各地に名湯と言われる温泉地が存在しますが、野沢温泉の外湯はまた違った趣きがあります。野沢温泉は、聖武天皇のころ(8世紀)に発見されたという説があるくらい歴史のある温泉地ですが、おすすめは温泉街に点在する十三の外湯めぐりです。外湯は、湯仲間という制度により地元の人々の共有財産として、今もなお生活の場として利用され、管理、維持されています。
うれしいのは十三の外湯は観光客にも開放されていること、村の方々が大事にされている外湯を少し分けていただくような気持ちです。さっそく外湯めぐり開始!入口(男女分かれています)を入ると、すぐ脱衣場と湯船という簡単な造りですが、地元の常連さんや観光客の方々からお薦めの外湯を教えていただいたり、「水かけたほうがいいよ」などとアドバイスいただいたり、お湯を楽しみながら、人々との触れ合えるのが外湯の醍醐味なのです。また、それぞれの湯は温度や泉質が異なりますので、好みのお湯を選ぶのはもちろん、建物の趣きも好みの外湯選びのポイントです。
ちなみに私たちは今回7つの外湯を巡りました。
熊の手洗湯
上寺湯
真湯
麻釜湯
瀧の湯
大湯
中尾の湯
十三の外湯は徒歩で十分回れる距離にありますが、すべて制覇するのはなかなか大変、そんなときは温泉街のおいしいおそばなどいただきながら、のんびり湯めぐりを楽しみたいものです。
キックオフ
いよいよJ1リーグが今週末開幕しますが、その前哨戦となるFUJI XEROX SUPER CUPが3月3日に国立競技場で開催されました。昨シーズンのJリーグ王者である柏レイソルと、元日決勝の天皇杯で優勝したFC東京の対戦が行われました。この日ばかりは天候に恵まれ、ポカポカ陽気のサッカー観戦日和となりました。
黄色く染まった柏レイソルのゴール裏
この大会がJリーグの試合と一味違うのは、通常のクラブチーム主催のホームゲームではないため、全国のクラブチームのPRが積極的に取り組まれている点です。コンコースには対戦カードごとにJ1、J2各チームの新しいユニフォームがディスプレイされています。
各クラブチームのユニフォームが勢揃い裏
Jリーグ観戦においてはスタジアム常連の私ですが、一番目が輝いたのは、普段そのチームのホームゲームでしかお目にかかれないチームマスコットの着ぐるみが一堂にこの会場に集結したことでした。コンコースに登場したマスコット達はどれもたくさんの人々に囲まれ、サインや写真撮影をおねだりされる人気者です。私も便乗して、たくさんのキャラクターの写真を撮ってきました。一番気になる存在は、シャチのグランパス君。名古屋グランパスの名物キャラクターです。色んなポ−ジングと、異色の存在感に周囲も釘付けでした。
目が離せないグランパス君(名古屋グランパス)
サインのおねだりに器用に応じるベガッタ君(ベガルタ仙台)
屋台が並んだフードコーナーでは、各チームのご当地グルメが楽しめます。私は、敷島のチーズトッポギ(ザスパ草津)や富士宮焼きそば(清水エスパルス)などをチョイス。試合前にお腹もきっちり満たしました。スタジアム観戦で食べ物が充実するのは、とても嬉しいことですよね。
屋台のおいしさは列の長さに比例する!?
肝心の試合は、2−1で柏レイソルが勝利しました。決定機を着実にものにする勝負強さと、個々の選手のハイレベルなプレーが随所に見られ、王者の貫録十分でした。対するFC東京も、新戦力も早速の活躍を見せ、昨年J2で培った粘り強さを身に付けて迎えるJ1復帰シーズンで、どこまで上がってくるのか個人的な期待感も募る内容でした。
開幕前のわくわくする気分を盛り立ててくれた一戦となりました。サッカーに限らず、今シーズンも様々なスポーツを現場で楽しみたいと思います。
甘みと香りと酒精「中国酒」
同僚のMさん宅に数人が集まり、以前出張先の中国でいただいたお酒で「中国酒」パーティを開きました。主役の中国酒は「瀘州老窖」。瀘州は四川省東南部、長江と沱江の合流点にある町で、水質がよいため、お酒の産地として知られています。中でも名酒として有名なのがこの「瀘州老窖」。中国の穀物を原料とする蒸留酒、白酒(パイチュウ)の一種で、独特のコクと濃香をもつ濃香型のお酒、酒精度(アルコール度数)はなんと56度。中国では乾杯用に小さいグラスでいただくのが一般的ですが、今回は普通のグラスに少しずつ注いでいただきます。アルコール度数の強さからいっても、「少しずつ」は原則ですが、口に含んだ瞬間、独特の甘みと芳醇な香りがふわーっと広がる味わいの深いお酒です。
Mさんお手製のサラダやお鍋(お酒に合わせ「坦々鍋」)、それに豪華な松葉ガニ、おいしくいただきました。非常感謝。