人を通して日本を感じる
先日サンフランシスコに行ってきました。今年9月に開催される第34回アメリカスカップにて対戦相手を迎え討つ、前回大会覇者「オラクルチームUSA」のイベントだったのですが、新しいレース艇と、我々がお手伝いさせていただいているヤンマーの伴走艇のお披露目がありました。非常に多くの参加者で賑わったイベントですが、滞在中いろいろ日本を感じる体験をしました。
もともとサンフランシスコは、ジャパン・タウンという一角があったりと、かなり日本との歴史も深い街ですし、最近もワールド・ベースボール・クラシックで多くの日本人が滞在していたことを聞くと、全くの外国に来ているという感覚はあまり持ちません。
外国へ行くと、日本の良さ・素晴らしさを感じ、日本人であることを誇らしく思える瞬間があったりするものだと思いますが、それはやはり人との出会いを通して感じたとき、その印象が強くなると改めて思いました。
例えば、オラクルチームUSAのオーナーであるラリー・エリソン(オラクル・コーポレーション創業者兼CEO)は親日家で、カルフォルニアの自宅が日本建築であったり、好きが高じて京都市にある日本庭園を最近取得されたそうです。チームのCEOであるラッセル・クーツは過去に3度アメリカスカップを制覇した非常に有名な元セイラーなのですが、2003年に瀬戸内海をヨットで旅したことがり、その様子をまとめたクルーズ紀行を出版しています。(『ラッセル・クーツが見た紀州・瀬戸の海』どりむ社)また、今回日本のメディアにインタビューをアレンジしたチームのあるデザイナーは、元ドイツの自動車メーカー出身で、ヤンマーをはじめとする日本のディーゼル技術を絶賛していました。 このように外国に行くと、街で見る日本に誇らしさを感じることがありますが、やはり実際に日本の魅力に触れた外国人に出会うことで、改めて日本人であることを誇らしく思うものです。
マスターズ現地情報
今年のオーガスタナショナルは、満開の花達にも恵まれ、いつにも増して華やかな雰囲気でパトロン達を出迎えてくれています。芝生の緑も過去最高の出来栄えとの噂通り、深緑のキメ細かい仕上がりとなっています。それに加えてこの雲1つない青空!先々週は大雪、先週は雨、と散々な天気を経てきたジョージア州ですが、マスターズウィークになるとまあ不思議!気温もグングンあがり、最高気温は25℃を優に超えて、強い日差しにみんな焦げはじめてます。予測されている雷雨もなんのその。夜のうちに過ぎるんじゃないか?などと楽観的です。なんだかんだで素敵なサンデーバックナインが待っている、、、そんな気分にさせてくれるのも例年培われてきたマスターズの運の強さの賜物でしょう。当のオーガスタナショナルのスタッフはきっと最新鋭の天気予測技術とそのデータに基づくプランを立てているのでしょうが。公開されいないので正確にはわかりませんが、感覚としてはパトロンの数がここ数年で一番多く感じられます。本日も朝早くからパー3コンテストの場所取りで、たくさんのパトロンが押し寄せていました。今年の注目はやはりタイガー。地元の誰に聞いても優勝候補で出てくる名前です。普段は練習日のトップスタートでサクサクっとラウンドしてクラブハウスに引っ込んでしまうのですが、今年はサービス精神旺盛なのか、昨日は珍しく遅めのティーオフで物凄いパトロンを引き連れており、随所からどよめきと大歓声を響かせていました。ただ、ここ数年の流れではニュースター誕生の場となっているマスターズです。どういう試合展開になるのか楽しみです。日本の皆様にもTBS中継、BS-TBS放送にて思う存分ご堪能いただけたら幸いです。今年は絶対面白い!!
春!マスターズの季節到来!!
東京の桜は例年よりも早く、3月の中旬には開花、下旬には満開となりました。例年準備のためマスターズの開催地ジョージア州オーガスタにいち早く現地入りするため、お花見の時期に日本を離れてしまう当社のスタッフも、今年は早咲きの桜を満喫することができ…そして、今オフィス近くではぼたん桜が見頃を迎えています。今年は春をゆっくりたっぷり感じることができました!
さて、私たちTPIスタッフにとって春といえば「マスターズ」。毎年大会直前は、当社にとって多忙な時期ではありますが、同時に今年も最高の夢舞台を迎えられる喜びをひしひしと感じられる時でもあります。国内でも3月から女子プロツアーが開幕し、毎週熱戦が繰り広げられていますが、四大メジャーの初戦マスターズを見て、春を感じるというお話をよくお聞きします。春の訪れ、そしてマスターズ開幕、日本のゴルフファンの皆様にとってもわくわくと胸踊る季節の到来ではないでしょうか!!
さあ、いよいよマスターズ開幕します!