2013.11.13

【中欧旅行記 その3】‐ドゥブロヴニク‐

20131113_01その後、ウィーン国際空港からザグレブを経由して、クロアチアのドゥブロヴニク(Dubrovnik)というアドリア海沿岸にある街を訪れました。今回の旅は「死ぬまでに行ってみたい絶景」のような特集記事を最近目にしたことがきっかけで、ここをメインの目的地に計画した旅でした。

<ドゥブロヴニクの街>20131113_02空港が山の上にあり、「異国に来た」と気持ちが切り替わるような景色でした。そこからバスで20分ほど行ったところに海岸要塞の街があり、ヨーロッパでも人気の観光地となっているようです。非常に小さなエリアですが、中にはレストラン、カフェ、土産物屋がたくさんあり、一部民家も残っていました。何より城壁の上からの景色はやはり印象に残るものでした。不思議だったのは、日本から飛行機を乗り継いでアドリア海まで来ているのに、日本人と中国系の人をやたら見かけたことです。もうすでにいろんなメディアで紹介されているのか、すでに秘境ではなくなってしまっていることに少し寂しさを感じましたが、やはり絶景は絶景でした。20131113_0320131113_0420131113_05<ドゥブロブニクでの食事>
海に近いのでシーフードが有名なようですが、代表的な料理とのことでイカスミのシーフードリゾットを食べましたが、これはかなりお薦めしたい一品でした。またクロアチアのビールは、日本のビールの味に近くチェコ、オーストリアのそれとは少し違う味でした。

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2013.11.11

チャイナ・ツアー/PGAツアーチャイナシリーズ発足

20131111上海シャーシャンゴルフクラブで行われた「WGC HSBCチャンピオンズ」の会場で、11月3日中国ゴルフ界にとって大きな出来事となる記者会見が行われました。PGAツアーと中国ゴルフ協会が手を組んで、「チャイナ・ツアー/PGAツアーチャイナシリーズ」が発足、成績上位者はアメリカPGAツアーの下部ツアーにあたる「ウェブドットコムツアー」への出場権を獲得できるという仕組みで、来年度は12試合が行われることが発表されました。

記者会見には国内外から多くのメディア関係者が出席しました。近年この「WGC HSBCチャンピオンズ」のほか、ヨーロピアンツアー「BMWマスターズ」やUSLPGAの試合も行われるなど、男女の各ツアーが中国市場を重要視していることが伺えます。 2014年新たな中国男子ツアーの誕生は、今後の中国ゴルフの将来にとって、ますます期待が高まる出来事と言えるでしょう。

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2013.11.08

アジア・パシフィック・アマチュア選手権

20131108_2_01アジア・オセアニア地域のアマチュアNo.1決定戦、アジア・パシフィック・アマチュアゴルフチャンピオンシップ。5回目となった今回は中国の南山国際ゴルフクラブで10月24日〜27日に開催されました。当ゴルフ場は以前のStaff Voiceでも紹介されている通り、トップジュニアの育成強化施設としても名を馳せています。スモッグの影響も多少気になるところではありましたが、決勝トーナメントは晴天に恵まれました。

優勝者に与えられるマスターズ出場権をかけて日本から出場したのは
エリック・スギモト(パシフィック大学/米国)
小浦 和也(専修大学)
小西 健太(東北福祉大学)
佐藤 大平(東北福祉大学)
長谷川 祥平(大阪学院大学)
堀川 未来夢(日本大学)
の6名。全員予選を通過し、迎えた最終日、最終組は長谷川選手がトップの19歳、イ・チャンウ選手(韓国)2打差で追う展開。1打差のドウ・ゼツェン選手(中国)とともに図らずも日中韓の三つ巴の戦いとなりました。昨年優勝のグアン・ティンラン選手は3日目に68をマークし、首位と4打差の小西選手と同組でチャンスを狙います。 オーガスタナショナルGCのグリーンジャケットのメンバーやR&Aの関係者などそうそうたる顔触れが見守る中、若いゴルファーが躍動しました。20131108_2_0220131108_2_0320131108_2_04風の中、距離も長くグリーンも難しいコースに選手は手こずったようですが、堅実なプレーでイ・チャンウ選手が優勝。パッティングに苦戦した長谷川選手は一時は6打差まで離され、順位も後退しましたが、同週の月曜まで食い込んだ日本オープン明けの疲れの残る中、16、18番でバーディーを奪い、準優勝を果たしました。小西選手も単独3位に入り、日本勢が存在感を示しました。全英オープン最終予選の切符を獲得した長谷川選手、本戦でも活躍を見たいものです。20131108_2_0520131108_2_06ところで、さわやかな風貌の長谷川選手は中国の女の子たちに大人気。大会女性スタッフはまるでアイドルを見るような熱視線を送っていました。腕を組んで写真に納まる積極的な女の子も。困惑の長谷川選手を見守る日本人選手たち、なんとも羨ましそうでした!?20131108_2_0720131108_2_08選手は皆「来年も出場してマスターズ出場権を獲りたい」と意気込んでいましたが、今後もプロトーナメント等でもプロに負けじと頑張る姿が見られることでしょう。

今や日本のプロ選手のトップの位置まで上り詰めた松山選手もこの大会で花開いた一人です。来年はオーストラリアの名門・ロイヤルメルボルンGCで開催されます。これからも日本のアマチュア選手にご注目ください!

 

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