FUJI XEROX SUPER CUP
先週末、Jリーグ開幕直前に開催される2015年公式戦初戦、富士ゼロックススーパーカップを観戦してきました。今回は昨年のJリーグ覇者と2位、しかもそれがガンバ大阪と浦和レッズという好カードということもあり、久しぶりのサッカー観戦を楽しむことができました。
天候も快晴で、入場者数も大会史上3番目(最多は1995年、2番目は1994年)と盛り上がりを見せた大会でしたが、スタジアムのイベントに日本らしさを感じることができました。それはJリーグ参加チームのJ1・J2全40クラブの普段スタジアムで販売されているグルメが味わえるイベントで、こちらも多くの人で賑わっていました。
今回私は山形のカレーパンと大阪のからあげを食べましたが、こうしてスポーツの試合会場で、その国の様々なグルメを用意しようと思っても、これができる国は世界中探してもなかなかないと思いますし(アメリカだとどこへいってもホットドッグばかりですし)、日本を誇らしく思うことができました。スポーツイベントにおいては、勝ち負け、試合の内容などオンザピッチの商品品質が来場者の満足度を左右することは言うまでもありませんが、オフザピッチの要素が満足度につながったり、また来場動機になりえることを改めて感じさせてくれたイベントでした。
年末年始休暇
当社は、2014年12月27日~2015年1月4日まで休暇をいただきます。
海南オープン
日本のツアー同様、中国のゴルフもシーズン終盤に差し掛かかった11月下旬に、PGA TOUR Chinaの1戦である海南オープンの視察に行ってきました。 中国のハワイとも呼ばれる海南島は香港や台湾よりさらに南、ハノイとほぼ同緯度で常夏の気候です。マンゴー、パパイヤ、ココナッツなど南国フルーツの露店が立ち並ぶ独特の空気感は東南アジアそのものと言っていいかもしれません。道路沿いにヤシの木が並び、リゾートホテルが建ち並ぶこの島は、どことなく開放的な雰囲気を漂わせ、新婚旅行としても多くの観光客が訪れる貴重なビーチリゾートです。
海南オープンの舞台は南の都市三亜の、日差しがふんだんに降り注ぐコースでした。PGA TOUR Chinaは発足1年目ですが、年間の賞金ランキング上位者にはPGAの下部ツアーであるWEB.comツアーの出場権が与えられます。この切符をめぐって中国国内だけでなく、オーストラリアや韓国から参加している選手も目立ちます。中国でゴルフというスポーツはまだまだ発展途上の位置づけにありますが、設営物はしっかり造られており、インターネットで生中継もなされるほど、急速に体制が整いつつあります。優勝したリー・ハオトン選手は今年の賞金王にも輝いた将来有望な19歳です。リー選手の姿に中国ゴルフの将来が重なって見えた気がします。
三亜の市街地のレストランで、海南ならではの料理をということで「鶏椰子鍋」をいただきました。鶏肉のお皿にはお頭から脚まで載っていて、ギョッとしてしまいましたが、それらも丸ごとお鍋に投入。鶏は漬けだれに浸していただきます。澄んだスープにはココナッツの果肉からだんだん甘みが染み出し、シンプルな味付けながら最後まで美味しくいただきました。どことなく中国国内のイメージがしっくりこない海南島ですが、食べ物のおいしさで「やはりここは中国なんだな」と納得しました。