A young texan won the green jacket
2015年のマスターズは新しいスターが誕生しました。
テキサス出身の21歳ジョーダン・スピースが昨年あわやというところで最年少優勝を逃した悔しさをはらし、見事記録づくめの優勝を勝ち取りました。地元の新聞の見出しが示す通り、初日からトップを走り、最後まで追随を許さない強さを見せつけ、アメリカは「ゴルフ界の世代交代」という論調でこの出来事を報じていました。
日本から唯一の参戦だった松山英樹選手も素晴らしい結果を残してくれました。単独5位という日本人最高位まであと1つというところまで行き、特に最終日は、全体の中で66というベストスコアを叩き出し、その実力を証明してくれました。日本人初のメジャー優勝も現実味を帯びてきました。
地元は久しぶりのタイガー・ウッズの参戦か、去年以上の盛り上がりが感じられました。個人的にも初タイガーでしたし、なんだかんだ言ってアメリカ人はこの人のことが好きなんだと思わされるほど、彼の組について歩くギャラリーの数が多かったのが印象的でした。
このビッグイベントの翌朝から一気に人がこの街を出て行く光景は、「祭りのあと」という言葉がぴったりでした。
パー3コンテスト
マスターズウィークが始まりました。今日は恒例のパー3コンテストが行われました。 オーガスタナショナル内の9つのパー3ホールで本戦初日の前日に行われるイベントで、世界のトップ選手が魅せる技はもちろん、キャディとして選手の家族が登場するのも、 このイベントの見どころの一つです。今年は何と言っても1年ぶりにマスターズに復帰するタイガーウッズが11年ぶりに、しかも子供たちと共に参加するとあって、非常に注目度の高いパー3コンテストとなりました。選手達の普段見せないリラックスした雰囲気を楽しみつつ、明日からの戦いに期待が高まります。
いよいよ2015マスターズの開幕です!
FUJI XEROX SUPER CUP
先週末、Jリーグ開幕直前に開催される2015年公式戦初戦、富士ゼロックススーパーカップを観戦してきました。今回は昨年のJリーグ覇者と2位、しかもそれがガンバ大阪と浦和レッズという好カードということもあり、久しぶりのサッカー観戦を楽しむことができました。 天候も快晴で、入場者数も大会史上3番目(最多は1995年、2番目は1994年)と盛り上がりを見せた大会でしたが、スタジアムのイベントに日本らしさを感じることができました。それはJリーグ参加チームのJ1・J2全40クラブの普段スタジアムで販売されているグルメが味わえるイベントで、こちらも多くの人で賑わっていました。今回私は山形のカレーパンと大阪のからあげを食べましたが、こうしてスポーツの試合会場で、その国の様々なグルメを用意しようと思っても、これができる国は世界中探してもなかなかないと思いますし(アメリカだとどこへいってもホットドッグばかりですし)、日本を誇らしく思うことができました。スポーツイベントにおいては、勝ち負け、試合の内容などオンザピッチの商品品質が来場者の満足度を左右することは言うまでもありませんが、オフザピッチの要素が満足度につながったり、また来場動機になりえることを改めて感じさせてくれたイベントでした。