F1日本GP 【番外編】
今回は近鉄の白子駅からシャトルバスで向かいました。白子駅はそれほど大きくない駅ではありましたが、ロータリーにF1の石碑があったり、バス乗り場までのアーケードに歴代チャンピオンの写真を並べたりと、鈴鹿サーキットへの利用駅としての演出が施されていました。「JAPAN RISING 夢再び。」というキャッチコピーのサインが至る所に飾ってありました。本当にJAPAN RISINGとなるのはいつになるのか!?こちらは、メインスタンドの下を潜り抜ける地下道のサイン。丁度メインストレートの下あたりにあります。日の目を見ないこんなところでもユーモアがあって素敵です。フリー走行と予選の合間にはこんなHappy Weddingな光景も。旦那様の趣味だけだったとしたら微妙・・ですが、夫婦共々熱狂的なF1ファンなのでしょう!きっと。フェラーリのピット前には、「ラッシュ」という映画にもなったニキ・ラウダ氏が大勢の記者の前で、インタビューを受けていました。
“世界最高峰のモータースポーツ”F1はやっぱり凄かったです。行ってみるといろいろな発見がありました。
スティンプメーター?
先週、広島県の芸南カントリークラブで行われたLPGAステップアップツアー、「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」の運営スタッフとして現場に行ってまいりました。
大会はプロ3年目の城間絵梨プロが、初日から最後まで首位を譲らない見事な完全優勝を遂げました。城間プロは、ケガやスランプを乗り越えての初優勝で、本当におめでとうございました。
さて話は変わりますが、写真は芸南カントリークラブ早朝の18番ホールグリーンです。
登場していただいているのは大会の競技委員の方ですが、何をしているかわかりますでしょうか?
答えは「グリーンスピードの計測」です。
一般的なゴルファーは、なかなかこのようなシーンをお目にかかれないと思いパチリしました。
グリーンスピードを計測する緑色の器機を「スティンプメーター」と言います。発案者のスティンプ氏の名を取って、名づけられたということです。この器機は3フィートの長さがあり、使用方法は、ゴルフボールを器機手前部分にセットし、グリーンのできるだけ平らな場所を選んで、写真のように手前を持ちあげて傾けていくと、ある一定の傾きでボールが転がりだします。
3球ほど同じ位置から転がして、転がった距離の平均距離をこの器機の長さを使って計測します。(3倍の場合は9フィート)この数値が長ければグリーンは速く、短ければ遅いということになります。
トーナメント中は、毎日こうして競技委員さんがグリーン刈込直後の主要な各グリーンのスピードを計測し、期間中の各グリーンのスピードのバラつきが無いか、各日のグリーンの状態が均一であるかをチェックしています。ちゅーピーレディースカップの期間中のグリーンスピードは、雨天の次の朝でも11フィート弱ありました。グリーンの状態もさることながら、芸南カントリークラブグリーンキーパーの皆様のご尽力によってフェアウェイ、ラフともに見事なコースセッティングでした。
コースの皆様、大変お疲れ様でした。来年もどうぞよろしくお願いいたします。