2015.11.06

ニューヨーク 再開発プロジェクト

先日アメリカスカップ・バミューダ大会の帰国時に、ニューヨークに立寄る機会があり、ハドソンヤード再開発地域を見てきました。DSCN3304このプロジェクトはアメリカの民間開発で過去最大規模と言われており、至る所にクレーンが伸びており着々と開発が進んでいる様子をハイラインの陸橋から眺める事ができます。DSCN3297 ハイラインとは、過去の高架貨物線跡を空中緑道として2009年からオープンしているエリアで、今では様々なアート作品が織りなすオシャレなお散歩コースやデートスポットとして人気です。DSCN3332ハドソンヤード再開発地域は、このハイラインの最北端の34番通り付近にありますので、この両方のエリアを楽しむツアーの観光バスがたくさん停まっていました。

看板を見ると、中心に位置すると思われる大きなタワービルが2016年6月末、後追いで建設されるツインタワーらしきビルが2020年の冬に順次完成していくという事で、今後も新しいニューヨークの名所として最も注目されるエリアとなっていくでしょう。DSCN3302ハドソン川に面したウォーターフロントエリアですので、もしかしたら近々に何かしら大きなマリンイベントが実施されるかも知れません

DSCN3324

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2015.11.02

樋口久子 Pontaレディス

先日、女子ゴルフの「樋口久子 Pontaレディス」観戦に行ってきました。FullSizeRender

タヌキのキャラクターでおなじみのポイントカード「Ponta」など数社が特別協賛となって開催され、樋口久子さんの名前も冠になっているこの大会は、都心からのアクセスも良く、秋らしい穏やかな天候の中で、平日にも関わらず多くのギャラリーを集めていました。

今や持っていない方が珍しいのではないかと思うほど、浸透した共通ポイントカードですが、その商戦は活況を呈し、加盟企業が増え続けるとともに、各陣営による消費者の囲い込みも激しさを増しています。その中で、キャラクター「Ponta」を前面に押し出しているのも特徴の1つだと思います。

設営物に随所に登場するPontaのキャラクターが場の雰囲気を和ませていたり、今大会のために作られたという特大Pontaのぬいぐるみが、会場でも存在感を放っていました。

競技は渡邉彩香選手が今季2勝目を果たして賞金ランキング日本人トップにつけました。いよいよ佳境を迎える賞金女王争いの中で、その行方は選手たちの奮闘に委ねられますが、トーナメントを盛り上げるギャラリーにとって、現地で観戦する魅力はどんなところにあるのか、という事も我々として考えるべきポイントです。

どの会場に行っても決まりきった会場設営物があり、同じような飲食売店があり、ギャラリーが受けられるサービスも定番のもの・・・ つまり、型にはまったトーナメントというものは運営上の効率は良くても、ギャラリーにとって面白みに欠けることは明白です。

逆に、その会場でしか味わえない食べ物があったり、魅力的な商品が会場限定で販売されていたり、毎回徹底されたサービスでギャラリーをもてなす・・・ 試合以外にもそんな要素があれば、楽しみが増え、次も行ってみようという気持ちになれるはずです。特に女子のトーナメントはレギュラー、ステップアップともに上限に近づくまでの試合数を誇る今だからこそ、各試合が趣向を凝らした仕掛けを考える必要があるのではないでしょうか。

特徴を持ったトーナメントがゴルフファンを飽きさせず、リピーター獲得につながる大きな要素になりうる事を再認識しました。

 

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2015.10.29

アメリカスカップ・ワールドシリーズ バミューダ大会

去る10月17日~18日に、大西洋に浮かぶ島、バミューダ諸島にてアメリカスカップ・ワールドシリーズの今季3戦目が開催されました。Racing Day 2 of Louis Vuitton America's Cup World Series Bermuda当初の予定では17日に2レース、18日に2レースの合計4レースが実施される予定でしたが、17日は結局レース規定を満たす十分な風速が得られずキャンセルとなりました。DSCN3020この日は、幸運にもカタマラン(双胴船)のクルーザーから観戦できる機会を得たのですが、待てども待てどもレースが開催されず、結局船上で5時間近く待ちながらカクテルとオードブルをひたすら飲み食いする1日となりました。但し、最後には、港の近くで4チームでのエキシビションマッチが行われ(ポイント獲得レース対象外)、観戦の雰囲気はかろうじて感じる事ができました。

翌18日は3レースが設定され、すべてダブルポイントとなり、白熱した試合が繰り広げられました。

レース結果は、オラクルチームUSA、アルテミスレーシング(スウェーデン)、エミレーツチームニュージーランドがそれぞれを制し、ポイントを獲得、総合ポイントではアルテミスレーシングが優勝となりました。

2017年のアメリカスカップ本戦の地でもあるこのバミューダですが、運営側は今回の大会の成功で非常に良い感触を掴めたと自負しています。レース観戦は基本的に船上観戦が主体となりますが、今回も2,000艇もの大小の船がレースの周りをぐるっと囲い、とても異様な光景を目にしました。DSCN3057バミューダは人口66,000人と小さな国です。英国領ですが米ドルを使用していたり、タックスフリーですが、その代り代金にチップが17%必ず付加されていたりと、慣れるまでは不思議な感覚になります。Training Day -1 of Louis Vuitton America's Cup World Series Bermudaバミューダと言えば、バミューダパンツ、バミューダ芝、バミューダトライアングルと思いつく言葉が出てきますが、皆さん意外に思われるのが、それ程緯度が低くないというところです。アメリカでいうと、サウスカロライナ州あたりですし、飛行機で行くとNYから行くのが一番近いです。

私は今年3度目のバミューダでしたが、2017年に向けてまた何度か訪問する機会がありそうです。

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