2016.08.30

ニューヨークで見たもの

かなり滞っておりましたが、久しぶりの更新です。

先日数日ですが、ニューヨークに滞在する機会があり、そこで見たものとして2つ皆様と共有したいと思います。

■Citi Bike (ウェブサイトは、こちら

大手銀行のCiti Bankがスポンサーとなってニューヨークのマンハッタンを中心にバイクシェアプログラムを提供しています。大都会マンハッタンという自転車が活躍する土地柄や、City BikeともCiti Bankとも関連したネーミングなど非常に良く考えられたマーケティング施策だと思いました。

 

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■NBA Store

バスケットボールのプロリーグであるNBAのオフィシャルショップがマンハッタンにありました。NBAロゴのグッズはもとより、ちょうどリオデジャネイロオリンピックを戦ったバスケットボール・アメリカ代表チームのユニフォームや、全30チームの様々なグッズが一度にここで購入できます。全米、また世界から人が集まるニューヨークにこのようなお店があることはNBAにとって非常によいプロモーションになるのではないでしょうか。

日本の2大スポーツリーグ、プロ野球とJリーグはリーグ公式のオンラインストアはあるものの、路面店はないようですので、これから東京オリンピックを見据えて、東京という日本中から、また世界中から人が集まる場所にお店を構えることは、ファンの醸成という意味において非常に良いのではないでしょうか。

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2016.04.26

オーガスタ / 2016マスターズ

2016年のマスターズも無事終了し、早や2週間が経ちました。

今年は本当に見どころの多い大会で、初日から圧倒的な力を見せつけたスピースが昨年同様完全優勝…と思いきや、最終日にまさかの大失速。その間隙を突き、まさにダークホースの如く駆け上がってきたダニー・ウィレットの初優勝という、ドラマの連続だった今大会を象徴する幕引きとなりました。

私は今年初めてオーガスタに行き、練習日からPar3コンテストまでを見てきました。
①

こちらは練習日に出ていたボード。

日本人唯一の出場となり、最終日まで優勝争いを演じた松山は、2013年度王者のアダム・スコットとコースを回っていました。その下に貼られている練習場にいる選手たちの中には、今大会活躍した大ベテラン、ランガーの名前も見えます。

②

こちらは左手が15Hグリーン、右手が16Hティーグラウンドの10m先から池が見えるポイントです。この日、松山・スコット組の練習をずっとついて回りましたが、最も盛り上がったポイントはこの16Hでした。

選手たちはティーショットを終えると、池の先のグリーンへ向かうのですが、その際にスタンドの観客たちから「水切りショットやれ~!」なる声が飛び交います。すると、選手たちはそのリクエストに応え、池の手前ギリギリから「水切りショット」を行い、グリーンを狙います。これが上手くいくと、オーガスタナショナルのどこにいても聞こえるほどの歓声が沸きます。

松山・スコットはというと、前者は水上を何度か跳ねてうまくグリーンに乗せましたが、後者は殆ど水面に触れずボールはまっすぐ飛んでいき、観客からは大きな笑いと愛の籠ったブーイングを受けていました。

練習日にも関わらず大勢の観客が入り、選手たちも真剣に練習しながら、時には彼らのリクエストに応えて楽しませるエンタテイメント性を感じ、この大会が愛され続けている理由の新たな一面を、現地に行くことで感じ取れた気がしました。

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2016.04.21

マスターズを振り返って【練習日の様子】

イギリスのダニー・ウィレット選手が優勝で幕を閉じた2016年のマスターズ。ジョーダン・スピース選手の終盤での失速や16番ホールでの3名の選手によるホールインワン等、例年以上に見どころの多いマスターズとなりました。そんな今年のマスターズを現地オーガスタで見てきた私が、写真撮影が許されるその練習日の様子をお伝えします。

写真①

こちらは、ロリー・マキロイ選手の練習の様子です。練習日から気合が入っており、マスターズに掛ける思いが伝わってきたマキロイ選手ですが、2日目に3アンダー1打差の2位に浮上するも3日目に大失速。またしてもキャリアグランドスラムを達成することは出来ませんでした。写真②

こちらに見えるのは、スピース選手が最終日まさかの「7」をたたいてしまった12番グリーン。練習日は写真撮影が可能なので、カメラ片手に多くのパトロンが練習を見つめていました。パトロンの様子を見ていると、お土産をたくさん持った人や飲み物を飲んだコップを大量に持っている人等、様々なパトロンがいて、それぞれの楽しみ方を感じました。写真③

最後にこちらの写真。優勝争いを演じ、2年連続TOP10入りを果たした松山選手です。この日は朝からコースを回っており、偶然松山選手を見ることが出来ました。今年は悔しい結果に終わりましたが、来年の優勝を期待しています。

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