2017.05.10

車椅子バスケ日本選手権 初の女子選手出場!

ゴールデンウィークの中、晴れやかな天気の子どもの日に、車椅子バスケットボールの日本選手権決勝を東京体育館へ観戦しに行ってきました。

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車椅子バスケットは、普通のバスケットボールと全く同じコート、ほとんど同じルールで行われます。体育の授業などで少しでも、健常者のバスケットボールをプレーしたことのある人なら、何となくルールをご存じなのではないかと思います。

昨年のリオ・パラリンピックではテレビ観戦したのですが、生観戦は初めて!競技用車椅子は、なんとブレーキがありません!もの凄いスピードとぶつかり合い、倒れても自力で立ち上がる巧みな技、車いす上からロングシュートを決める技術の高さに圧倒されました。

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会場は入場無料、ルール説明が書かれた応援グッズが配られ(下記写真ご参照)、また、会場内外で車椅子に乗ることができるブースが展開されるなど、誰もが親しみやすい会場作りが意識されていました。

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また今回の大きな話題はタイトル通りなのですが、昨年まで男子日本選手権として開催されていましたが、今大会から女子選手の参加が認められました。9連覇を果たした宮城MAXは、女子の藤井選手が13得点を挙げる素晴らしい活躍を見せ、大会優秀選手に選ばれました。今後の国内大会でも、女子選手混成が認められるようなので、これから楽しみです。

『車いすバスケ 日本選手権に初の混成チーム 女子選手躍動』(毎日新聞ウェブ 2017年5月6日)

皆さんも機会がありましたらぜひ足を運んでみてください!

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2017.05.01

はじめてのオーガスタ②

さて、前回のブログの続きをもう少し。

もちろん、名選手たちも生で見ることができました。ジョーダン・スピース、バッバ・ワトソン、アダム・スコット…挙げていけばきりがないですが、なかでも印象的だったのはリッキー・ファウラーとフィル・ミケルソンです。彼らには、特に、パトロンからの歓声や、「リッキー!」「フィル!」といった声援が浴びせられていたように感じられました。ミケルソンは、たびたびその声に手を挙げて応じており、その人気の高さが伺えます。初日は、ファウラーがアドレスに入るたびに強く風が吹いていたのは、私の思い違いでしょうか(笑)。
名だたる選手たちのティーショットは圧巻で、空気の壁を一枚ずつ破っていくような鋭い音が印象的でした。

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また、テレビでも分かるパトロンのどよめきや歓声が、なかなか私が付いている組で起こらなかったのは寂しい気がしました。いつでも隣のホールからは、ドッと歓声が……。しかし一度だけ、私を取り巻く群衆で大きな歓声が上がりました!それはグリーン上ではなく、場内の売店の列に並んでいる時。というのも、最終日の日曜日、オーガスタ内の売店では午前中のアルコール販売が禁止されていて、これはジョージア州の法律(日曜の午前中はアルコール販売禁止!) に基づくものだそうです。
ちょうど午後に切り替わる12時30分、アルコール解禁のタイミングで列に並んでいた私は、そこでは誰がイーグルを決めたわけでもなく、ドッと大きな歓声に包まれました。

さて、早くも来年を待ち遠しく思っている方も、今はもう少し今年の大会を振り返りながら、オーガスタの情景に思いを馳せていただければ幸いです。

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2017.04.27

はじめてのオーガスタ①

今年のマスターズから早3週間が過ぎようとしています。
始まるまでもあっという間でしたが、終わってからもあっという間ですね……。遅ればせながら、今年のマスターズを現地で観戦する機会に恵まれた私が、見て感じたことを少し共有させていただければと思います。

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今年は初日、二日目と曇り空が続き、風も強く、ウインドブレーカーを着込んでの観戦となりました。少し残念だったのは、すでに花々が満開のピークを過ぎており、有名な13番ホールなども若干色に欠けていたことです。(しかし、コース内では、ハナミズキ(Dog wood)やツツジ(Azalea)を所々で見ることができました!)しかし雲が晴れた瞬間、太陽がグリーンを照らすと、眩しいほどに緑色が広がり、澄んだ空気も気持ちよく、これは日本ではなかなか感じられない心地よさでした。それに、今挙げた13番を含むアーメンコーナーは、花々を差し引いても、まさにテレビで見ていたそのままの景観に感動です。

一方、イメージしていた以上に気持ちがよかったのはクラブハウス裏、1番ティー、18番グリーン周辺でしょうか。その小高い場所からは、パトロンが各ホールに沿って描かれるように群衆をなしているのが見渡せます。また、9、18番ホールの間には広場のようなスペースに芝生が広がっており、ここでピクニックでもしたら最高だろうな~と思いました。

また、オーガスタに関してよく言われる「グリーン上の起伏の激しさ」を実際目の当たりにすると、グリーンであることを疑いたくなるような傾斜です。ホールによってはそれが3段階になっていたり、奥行きが極端に狭かったり……。しかし、これがオーガスタの魅力のひとつであることは間違いありません。
今年、松山選手がパトロンを沸かせたシーンの一つ、2日目18番での“ほぼ直角“アプローチについて、「18番はあの寄せ方しかない。映像でも何度も見ているし、練習ラウンドでも分かっていた」と語っていたそうですが、ここにこのグリーンがドラマを生み続けている歴史を感じました。また、はじめて訪れたある方が、「これまで最終日18番ホールの映像を見ていて、スタンドがあるのだと思っていた。しかしあれは傾斜を利用し、後ろの方の人が段々と高い位置に立っているのだと知った」と話されていましたが、ここからも計算し尽くされたゴルフ場であることが分かりました。

(続きは②にて)

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