2017.05.11

100%電動駆動のスーパーカー

マクラーレン・・・Formula-1をはじめ、さまざまな自動車レースに長く参戦し、どのレースでも常に優勝争いに絡んでいる、言わずと知れた英国が誇るスーパーカーメーカーです。
その市販車はどれも数億円という化け物ばかりですが、半年ほど前、ラインアップの1車種であるハイブリッドカー「P1」に、ついに100%電気駆動の新型車が追加されました。

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・セントラル・ドライビング・ポジションとオープントップ
・ゼロから最高速度到達までわずか2秒!
・ワンボタンのスタート/ストップ機能とエアコンを装備
・”Hickory Dickory Dock” を含むさまざまなポピュラー音楽がプログラムされたMP3プレーヤーとオーディオシステムを標準装備

“新しい小型のMcLaren P1TMは、その兄貴分であるP1とは2つの点において重要な違いがあります。”
冒頭にこのような説明で始まる発表時のリリースは次のように続きます。
“1つ目は、あの象徴的なMcLaren F1と同様にセントラル・ドライビング・ポジションであること。そして2つ目は、オープントップであること・・・・”
販売開始時のリリースもまた刺激的です。
“EVベースの驚異的なMcLaren P1TMの販売を開始しましたが、お乗りいただけるのはごく一部の限定的なお客様のみです。”

そりゃ限定的なお金持ちしか買えないでしょ、と思って値段をみてみると・・・なんと、£375(約55,000円) !!!
残念ながら日本での発売の予定はないそうですが、欧州ではすでに全ディーラーで販売中です。

イングランドのGoodwoodサーキットで実施された、専任のテストドライバーLeo氏によるテスト走行時のショートビデオはこちら。

車だけでなく、ビデオもとってもおしゃれですが、こういうことを本気でやるメーカーが何よりもおしゃれですね!

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(岡田)

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2017.05.10

車椅子バスケ日本選手権 初の女子選手出場!

ゴールデンウィークの中、晴れやかな天気の子どもの日に、車椅子バスケットボールの日本選手権決勝を東京体育館へ観戦しに行ってきました。

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車椅子バスケットは、普通のバスケットボールと全く同じコート、ほとんど同じルールで行われます。体育の授業などで少しでも、健常者のバスケットボールをプレーしたことのある人なら、何となくルールをご存じなのではないかと思います。

昨年のリオ・パラリンピックではテレビ観戦したのですが、生観戦は初めて!競技用車椅子は、なんとブレーキがありません!もの凄いスピードとぶつかり合い、倒れても自力で立ち上がる巧みな技、車いす上からロングシュートを決める技術の高さに圧倒されました。

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会場は入場無料、ルール説明が書かれた応援グッズが配られ(下記写真ご参照)、また、会場内外で車椅子に乗ることができるブースが展開されるなど、誰もが親しみやすい会場作りが意識されていました。

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また今回の大きな話題はタイトル通りなのですが、昨年まで男子日本選手権として開催されていましたが、今大会から女子選手の参加が認められました。9連覇を果たした宮城MAXは、女子の藤井選手が13得点を挙げる素晴らしい活躍を見せ、大会優秀選手に選ばれました。今後の国内大会でも、女子選手混成が認められるようなので、これから楽しみです。

『車いすバスケ 日本選手権に初の混成チーム 女子選手躍動』(毎日新聞ウェブ 2017年5月6日)

皆さんも機会がありましたらぜひ足を運んでみてください!

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2017.05.01

はじめてのオーガスタ②

さて、前回のブログの続きをもう少し。

もちろん、名選手たちも生で見ることができました。ジョーダン・スピース、バッバ・ワトソン、アダム・スコット…挙げていけばきりがないですが、なかでも印象的だったのはリッキー・ファウラーとフィル・ミケルソンです。彼らには、特に、パトロンからの歓声や、「リッキー!」「フィル!」といった声援が浴びせられていたように感じられました。ミケルソンは、たびたびその声に手を挙げて応じており、その人気の高さが伺えます。初日は、ファウラーがアドレスに入るたびに強く風が吹いていたのは、私の思い違いでしょうか(笑)。
名だたる選手たちのティーショットは圧巻で、空気の壁を一枚ずつ破っていくような鋭い音が印象的でした。

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また、テレビでも分かるパトロンのどよめきや歓声が、なかなか私が付いている組で起こらなかったのは寂しい気がしました。いつでも隣のホールからは、ドッと歓声が……。しかし一度だけ、私を取り巻く群衆で大きな歓声が上がりました!それはグリーン上ではなく、場内の売店の列に並んでいる時。というのも、最終日の日曜日、オーガスタ内の売店では午前中のアルコール販売が禁止されていて、これはジョージア州の法律(日曜の午前中はアルコール販売禁止!) に基づくものだそうです。
ちょうど午後に切り替わる12時30分、アルコール解禁のタイミングで列に並んでいた私は、そこでは誰がイーグルを決めたわけでもなく、ドッと大きな歓声に包まれました。

さて、早くも来年を待ち遠しく思っている方も、今はもう少し今年の大会を振り返りながら、オーガスタの情景に思いを馳せていただければ幸いです。

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