2017.11.15

芸術の秋

芸術の秋と言われるだけあって、確かに秋は芸術に触れたくなりますし、実際に興味深い展覧会は秋に多いような気がします。そんな訳で、最近行った2つの展覧会をご紹介します。

ひとつは横浜トリエンナーレです。ビエンナーレ、あるいはトリエンナーレとも呼ばれる国際芸術祭ですが、近年は町おこしの一環としても、全国各地で多数開催されています。地方で開催される芸術祭に、旅行がてら行くのも楽しいものですが、今回は3年に1度のペースで、横浜のみなとみらい地区で開催されているトリエンナーレに行ってきました。2001年の初開催から度々見に行っていますが、今年は週末の天候不順が続いて二の足を踏み、ようやく気持ちいい秋晴れを迎えた週末、会期終わりに駆け込んだ次第です。
全ての作品をゆっくりと時間をかけて見ることはできませんでしたが、会場の赤レンガ倉庫と横浜美術館を巡り、それぞれの作品を、制作意図を想像しながら見て廻りました。
インスタレーションや映像作品には、一見しただけでは制作者が何を意図しているのかわからないものが多くありますが、その意図するところを想像することが醍醐味とも言えます。今回面白かったのは取り壊されるおばあちゃんの家の想い出を一枚のキャンバスでなく、部屋の中の各アイテムをそれぞれ小さなキャンバスに丁寧に描き、写真さながらに中国の家の中を再現したドン・ユアンの作品や、タクラマカン砂漠に冷蔵庫を運び配線して、ビールを飲むというザオ・ザオの一見無謀にも見えるプロジェクト作品でした。
また、見終えた後に、美術展のレポートを載せている方のブログなどを見ながら、他の方の作品の解釈の仕方を知るのも楽しみの一つです。
いつもと比べると強烈な印象に残る作品が少ないような気がした今回のトリエンナーレですが、きっとまた次回も行きたくなるのだろうと思います。

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別の日には、私が個人的にとても好きな彫刻家である三沢厚彦さんの企画展があると聞き、渋谷駅から徒歩15分ほどの高級住宅街の中に佇む松涛美術館に赴きました。
三沢さんの作品は樟(クスノキ)の丸太を掘って色付けした独特な雰囲気を持つ動物の彫刻で有名です。「アニマルハウス 謎の館」と題した今回の展示会はクマ、ライオン、キリンなど、ほとんどが等身大の、それぞれかなりの存在感がある三沢さんの作品群に、同じく彫刻家の船越桂さん、画家の小林正人さん、杉戸洋さんなどが手掛けた作品が入り混じるものでした。初めて訪れる、こぢんまりとした美術館でしたが、その空間に、三沢さんはじめ、あえて作者や作品の意図の説明を付けずに各クリエータ-の作品が並び、アトリエに入りこんだような感覚もあって、とてもワクワクしました。
残念ながら日程は合いませんでしたが、公開制作もしているようです。
こちらは館内撮影禁止なので展示の様子はお伝えできませんが、展示は今月26日まで開催しているようですので、興味のある方は下記情報をご覧ください。

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松涛美術館 WEBサイト
http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/175misawa/

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2017.11.07

日本酒作り体験 田植え・稲刈り編

私は個人的に日本酒作りの体験に参加しています。

体験に参加させてもらっている酒蔵さんは「木内酒造」と言います。皆さんも一度は見たことあるかもしれませんが、フクロウのマークのネストビールで有名な酒蔵さんです。東京駅にも木内酒造のネストビールが呑める「常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station」がありますね。(笑)写真も載せておきます。

 

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体験と言っても本格的で、ほとんど初めから最後まで一年間を通して行います。

工程は田植え(5月)から始まり、稲刈り(9月)、酒蔵に入り仕込みを数回行い(10月〜12月)12月の初めに日本酒ができる体験になっています。

その日本酒のラベルデザインも自分で作ります。

写真の日本酒は今年のではなく、去年できたものになります。
お間違いのないようにお願いします(笑)

 

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今年で二年目ですが、今回は酒蔵に入り仕込む前の段階の田植えと稲刈りの時の写真を載せたいと思います。

10月から実際に酒蔵に入り仕込みの体験をしているので写真がまとまりましたら完成した日本酒と一緒に載せたいと思います。
5月21日に田植えを行いました。酒米の種類は「五百万石」という酒米です。

夏が本格的に始まる前でしたが1日中暑く田植えを行うには最高の日となりました。
個人的には暑すぎて倒れるかと思いました(笑)

 

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初めに初心者の方に簡単な説明を行い、それから田植えを行います。田植えを行う場所は二番目の写真の田んぼなので時間は30分程度で終わりました。

その後は参加者の皆さんで少しですが BBQを行いました。

続いては、9月10日に稲刈りを行いました。

この日も天気は晴れで稲刈りを行うには最高の天気ですが、本格的な夏時期でしたので気温も35℃を平気で超えていて、「暑い」という言葉すら出ない状態でした(笑)

 

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前回田植えを行なった初心者の方は稲刈りになると慣れた手つきでどんどん進んで稲刈りを行うことができました。

もちろん私も稲刈りを行い、30分程度で稲刈りが終わりました。

そして終わり次第、四枚目の写真のブルドクックに私は癒されました(笑)本当に可愛いですよ。

話はそれましたが、日本酒体験は本当に素晴らしく常に新しい発見でいっぱいです。自分で日本酒のラベルも作れるので本当に自分だけのオリジナル日本酒を作ることができるのです。新酒なので新年のご挨拶の時に持っていくも良し、家族と一緒に新酒の日本酒を味わいながらおせちを食べてお正月を過ごすでも良し。

是非、一度でも良いので体験してみることをオススメします。

 

今回は田植えから稲刈りまでの工程の写真を載せましたが、10月に入った頃から酒蔵に入り本格的な仕込み体験を行なっていますので、今年の日本酒が完成したらまたブログに載せたいと思います。

次回を楽しみにしていて下さい。(笑)

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2017.09.22

2017ジャパンバリスタチャンピオンシップ

東京ビッグサイトで開催された『2017ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ』に
行ってきました。

バリスタは、コーヒー、とりわけエスプレッソの知識を幅広く熟知し、来店したお客
様に質の高いサービスと心地よい空間を提供するプロフェッショナルです。

今大会は、私が贔屓にしているコーヒーショップから3名も決勝進出者が出たという
ので、昼休み中にオフィスからネットライブ配信を見ていましたが、

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是非とも現場の雰囲気を味わってみたいという衝動に駆られ急遽現地に駆け付けました。

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チャンピオンシップの競技者は、与えられた15分間の競技時間内でエスプレッソ、ミ
ルクビバレッジ、そしてエスプレッソをベースとしたオリジナルシグニチャービバ
レッジを4杯ずつセンサリージャッジに提供します。競技者は、スムースなワークフ
ローで3種類のドリンクを提供していきながら、自分が何故そのコーヒーを選んだの
か、そして選んだコーヒーのポテンシャルを最大限に引き出す為の閃きと創意工夫等
を資料や模型を交えてプレゼンテーションしていきます。

15分間の時間内では少しの無駄な動きは許されません。かといってロボットのように
動いているのでは、プレゼンテーションにおいて周囲へのアピールができません。エ
レガントに動きながら、人間味のある熱く感動的な秘話や、経験とリサーチに裏付け
られた冷静な分析などを、わかり易く伝えていく。この15分間の洗練された動きに心
を奪われます。

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yasu barista

結果は、残念ながらその3名からは優勝者が出ず、このファイナルに9年も出場し続け
た石谷氏が栄冠を手にしました。贔屓コーヒーショップのチームバリスタは、また来
年の大会に向けてチャレンジをスタートする決意だと聞きましたので、引き続き応援
していきたいと思います。

なお、優勝した石谷氏は来年アムステルダムで行われる世界バリスタチャンピオン
シップに出場できます。世界一目指して頑張って欲しいです。

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