ヨナスカウフマン
ヨナス・カウフマンの来日公演にご招待いただく機会がありましたので、初台オペラシティの公演を観てきました。
一流のテナー歌手の声は、やっぱり本物でした。
繊細な表現力は、惹き付けられるものがありました。
あと、日本にも大勢のファンがいるんだなぁ、というのと、カウフマンは腰の低い非常に感じの良いオジサマ(失礼?)でした。
鳴り止まない拍手に、アンコールで4度再登場して4曲も歌ってくれました!
恐らく過去2回の来日キャンセルのお詫びの気持ちもあったのでしょう。
聞いたところ、今回の来日前の海外2公演はキャンセルとなったそうで、プロモーターさんも気が気じゃなかったそうです。
まあ、この来日に照準を合わせてくれたのでしょう。
TPI登山部
11月に念願のTPI登山部が発足しました。
記念すべき第一弾は、丹沢にある鍋割山。
9月初旬に実施される予定だったこの企画は、2度の台風やメンバーの突然の出張やらで延びに延びて11月となりましたが、この日はこの時期にしては良好なコンディションで、トラブルも無く、無事に山頂に辿り着くことができました。
この山は近年若い登山ファン達に人気が出ていて、山頂の山小屋『鍋割山荘』にて1000円で購入できる「鍋焼きうどん」が名物となっています。
今にも雪が降り出しそうな冷たい空気の中で食べるアツアツの鍋焼きうどんは、山頂に着いた達成感と相まって格別でした。
冬山は危険があるので、第二弾は恐らく暖かくなってくる3月・4月以降かと思いますが、是非続けて行きたいと思います。
IL VOLO
少し前になりますが、12月の頭にIL VOLOの初来日公演をカルッツかわさきで鑑賞してきました。
イル・ヴォーロ(IL VOLO)は若き3人のイタリア人男性オペラ歌手、
ジャンルカ・ジノーブレ(Gianluca Ginoble・アブルッツォ出身)、
ピエロ・バローネ(Piero Barone・シチリア出身)、
イニャツィオ・ボスケット(Ignazio Boschetto・ボローニャ出身)によるユニットです。
若き頃から、三大テノールの一人プラシド・ドミンゴと共演するなど、類稀なる実力で、華やかしい実績を積んでおり、世界各地でチケット即完売という大成功を収めています。
今回の日本公演は、来年予定されている日本ツアーの事前プロモーションイベントという位置づけだそうで、Bunkamuraとカルッツかわさきの2公演しか行われませんでしたが、
当然どちらも完売し、多くのファンが詰めかけました。
オペラ歌手のコンサートというと難しく堅いイメージで、知らない方からは敬遠されがちなジャンルですが、このイタリア人トリオにいたっては、終始御茶目なやりとりで会場を笑わせ、和ませ、曲目についても映画音楽等も多用し、非常にわかり易いエンターテイメントとして成り立っています。
世界的にもトップレベルの実力を備えながらも、このように飾らずお高く留まらない姿勢は、
とても好感が持てますし、ファンが多いのも頷けます。
まだ日程・場所が決まってないそうですが、イニャツィオが「来年また会おう!」と言ってくれたことを信じて待ちたいと思います。