D1グランプリ
少し前の話になりますが、11月上旬に息子に誘われてお台場で開催された「D1グランプリ」なるものを初めて観戦してきました。D1というのはドリフト走行のNo.1 決定戦というFIA(国際自動車連盟)が認める公式競技なんだそうです。D1グランプリシリーズはドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技です。この競技がお台場で行われているということを中学生の息子に教えられました。ドリフトとは後輪もしくは4輪を滑らせながら走る走法のこと。わたしもクルマは大好きでして、19歳で運転免許を取得して、コツコツお金を貯めながら5台ほど乗り継いできましたが車を大事に乗ろうという方なので、ドリフト走行なるものはしたこともなく、自分でやってみようとは絶対思えないものです。
D1 OFFICIAL WEBSITE URL:http://www.d1gp.co.jp/02_what/whats_index.html
上記URLに、D1グランプリシリーズの詳細、ドリフト競技の真髄なるものが説明されておりましたので、詳しい中身は、こちらでご確認ください。
なんでも、このドリフト競技というものは日本発祥のものなんだそうです。
今回の出場選手には日本人以外にも、ロシアや香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、ブラジル、モザンビーク、サウジアラビア、イラン、チェコ、スイス、イギリスと様々な国から参加していました。日本で生まれたドリフト競技がここまで国際色が豊かになっていることに驚きました。
参加選手が1名ずつ走行して得点を競うのが「単走競技」、2台が並んでドリフト走行して互いのドリフト技術を競うのが「追走競技」なんだそうで、どっちの競技も初めて見る私には爆音に耳をふさぎながら、タイヤの白煙で見え隠れするマシンの挙動や、コーナーの外壁にぶつかりそうになる車にハラハラしながら、続々と登場するマシンとドライバーに見入ってしまいました。
優勝したのはGeorgy Chivchyan(ジョージ・チヴシャン/19歳/ロシア)で日本の国産車(もちろん改造車)を駆っての見事な走りでした。
中学生の息子はTVゲームの中でドリフトを覚えたようで、本物のドリフトを間近に見られて本当に興奮していました。私も息子も初めての体験でした。
最近アオリ運転のイヤーなニュースが世を賑わせていますが、他人に迷惑な危ない運転は自分も含めて注意したいですね。このD1のように限定された場所で安全を担保された車両、環境で車のポテンシャルを発揮させるのは大歓迎です。
アマチュアレーサーの皆様、お願いですからくれぐれも公道でやるのはご遠慮ください。
師走の悩みのタネ
紅葉もピークを過ぎ、またたく間に師走を迎えました。
平日夜も週末も予定が詰まって家で過ごす時間もままならない人も多いかと思いますが、家のことに目を背けられないシーズンでもあります。
そうです、大掃除の季節の到来です。
家をきれいにしてお正月を迎えるという日本古来の習慣は、掃除があまり得意でない怠惰な私を強制的に掃除をしなければというマインドに向かわせるよい機会となっています。
棚の高いところの埃、窓掃除、お風呂の天井の汚れ、一番時間もかかる、キッチンの油汚れなどなど、、掃除しなければならない場所を想像すると、枚挙にいとまがありません。
できればあまり思い出したくないけれど、乗り越えなくてはお正月を迎えられないはずなのです。
最近では家事代行サービスの普及もあって、大掃除をプロに任せるというのも一つの手です。まだまだ少数派ではありますが、家事代行サービスは共働きや子育て世帯だけではなく、単身世帯、特に独身男性が利用する傾向にあるんですね。
〈 参考 〉
家事代行サービス比較サイト「カジフル」より
家事代行サービスの利用者はどんな人?
URL : https://kajifull.com/guidance/user/
将来は6,000億円!拡大し続ける家事代行サービスの市場規模
URL : https://kajifull.com/guidance/market/
掃除を他人に任せることに罪悪感を覚える人や見ず知らずの人を家に入れることへの抵抗がある人も多いかと思いますが、ひとたび利用すればプロならではのきれいな仕上がりに感動することと思います。私自身も、今年こそは利用してみるべきかと、かなり揺れ動いています。
みなさんは、家事代行サービスを利用したことがありますか?
さて、今年の夏、弊社オフィスではおおよそ10年振りにフリーアドレスから固定デスクに切り替わりました。久しぶりの自分専用のデスクになって数ヶ月、そろそろ自分のデスクに愛着がわいてくる?一方、その使い方にも社員それぞれの個性が表れはじめています。
デスクの高さは調節可能なので、立って仕事をする健康意識の高い社員も。
当然ながらデスクの掃除も個人の責任。
帰るときにはすべてのものをストレージにしまう人、資料が積み上がったままの人、卓上小物に趣味が現れる人…
この人の席はいつも散らかっている、と後ろ指さされないようにしなければいけません。
ここは人の手を借りるという訳にもいかないので、日頃から身の回りを整理する心がけをしていかなければ…
まだしばらくは師走の呪縛から逃れられそうにありません。
Pierre Bonnard
国立新美術館で開催中の「ピエール・ボナール展」に行ってきました。
自分にとってのボナールは、作品制作で悩んでいた頃恩師から「ボナールを参考にしてみれば」とアドバイスを受けてからずっと大切にしている作家です。
これだけの点数のボナールの作品を生で体感できたのは初めてで、ちょっと興奮しました。
印刷された作品集では到底得られない迫力と情報量は圧倒的です。
興味のある方は是非体感しに足を運んでみてください。
同時期に開かれている大人気オランダ人画家の展覧会に比べて予約の必要も無く、混雑ぶりも適度でしたのでとても居心地が良かったですし。
残念だったのは楽しみにしていた作品に会えなかったこと。
特に思い入れのある作品だったので生で初めて観れると緊張していたくらいでしたからとても心残りです。
それともう一つ、
展覧会のカタログが売っていましたが印刷精度が酷く色の再現性、質感が全く伝わらず作品の魅力を少しも表現できていないのが、、、手頃な価格だったのですが購入はしませんでした。