分かりやすさとは…
桜も満開になり、2年ぶりの春のマスターズも約2週間後に迫って参りました。
暖かな陽気ではありますが、お花見や外出を以前のように楽しむにはもう少し時間がかかりそうですので、
最近読んだ本を紹介します。
ラジオパーソナリティなどもされているライターの武田砂鉄さん著書の「わかりやすさの罪」です。
物事を語る際、極端に「分かりやすさ」を追求することで抜け落ちてしまう視点などについて、
昨今の社会問題の語られ方を具体例に書かれています。
確かに最近、スパッと分かりやすく論破することや対立構造で物事が語られることは多くなった気がします。
私自身もTwitterのタイムラインやyoutubeなどで簡潔にまとめられたニュースを見て分かった気になっていることがあります。
本書で書かれている「そもそも物事というのはそんなに単純なのか?」
という視点に立ち返って、じっくり裏側や行間を考えたり、
分からないことを受け入れたりする余裕のようなものも大切なのかもしれません。
最近見た映画の話
先日の投稿から少し時間が経ってしまいました。
久々のSTAFF VOICE投稿です。
お正月からはや一ヶ月、皆様どうお過ごしでしょうか?
年明け早々の緊急事態宣言発令、そして延長とまだまだ気の抜けない日々が続きますね…
外出自粛要請の最中ではありますが、
閉じこもりがちな休日は気分転換で近く(池袋~新宿間)の映画館に散歩がてら足を運んでいます。
映画館は換気もよくされていて、
入場前の体温チェックもあり、見ている最中に大声で会話したり騒いだり…という事はないですし、
勿論、こちらもマスク装着&一人で行くなど万全の対策をしています。
何を見るか悩むのも趣味の範疇で楽しい時間ですが、
みたいと思っていた洋画の多くは夏以降に延期となってしまい、自然と邦画をみる機会が増えています。
ここ最近でみて面白かったのは、
・佐々木、イン、マイマイン(https://sasaki-in-my-mind.com/)
・花束みたいな恋をした(https://hana-koi.jp/)
・ヤクザと家族 The Family(https://www.yakuzatokazoku.com/)
・すばらしき世界(https://wwws.warnerbros.co.jp/subarashikisekai/)
の4本です。
なぜ行間をあけたかというと、上2本/下2本はそれぞれとても似通った事柄を描いていて、
ある種地続きのお話のような、併せてみると倍々で面白くなる(はず)だからです。
何故かは見てからのお楽しみ、という事で…
こういった気付きも、リアルタイムで劇場に行ったからこそ体験できる幸せかなと思っています。
皆様も体調に気を付けつつ、偶の息抜きで映画鑑賞は如何でしょうか…?
今年もよろしくお願いします。
新しい年を迎え早くも2週間が経ちましたが、我が家では毎年書き初めをする習慣があります。
その年に実現したい事など思いのまま自由に書くのですが、今年は自然と「疫病退散」「健康第一」などの文言が多くなりました。
そんな中、私が書いた今年の一枚をご紹介します。
台湾や香港で縁起物として書かれる文字で、読み方は「招財進宝」、よくみるとこの4字が合わさってできており、読んで字の如く、お金と宝が入ってくることを願う漢字です。
日本では願い事として少々直接的すぎる感じはしますが、皆様に幸運が訪れますように、そんな願いを込めて書きました!