2021.11.08

2021アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権

世界アマチュアランキング1位として、ドバイで行われたアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権に臨んだ中島啓太選手。
優勝者はマスターズ、全英オープンへの出場権が与えられる大会であり、過去には松山英樹選手がアマチュア時代に優勝し、翌年のマスターズに出場してローアマを獲り、10年後の今年ついにマスターズ優勝を成し遂げたということでも特に日本のアマチュアゴルファーにとっては格別な大会です。

結果はプレーオフの末、中島選手が見事優勝!!
その他日本人選手も軒並み上位フィニッシュで、本当に見応えのある大会でした!
プレーオフというプレッシャーのかかる展開の中、きっちりと勝ち切るあたり、中島選手の実力が本物であることを証明されたように感じました。

優勝後、涙を見せた中島選手ですが、負けて悔し泣きすることも含めてどうやらかなり涙もろいそうで。。。
心が揺れない、一喜一憂しないことが良しとされるゴルフにおいて、それだけ感受性豊かな選手が結果を出すためには、心をコントロールする力が相当高くないといけないのでは?
そう気になって調べてみると、ポーカーフェイスはキム・ヒョンテ選手を参考に高校生のうちから意識し、サングラスもキム・ヒョンテ選手の真似、その他歩き方一つにしても様々な選手を参考にし、地道に努力して身に着けたものだそうです。

21歳にして、そこまで考えて日々を過ごしているのかと思うと、私が昨日一日何をしていたのか恥ずかしくてとても言えません(笑)
メジャーリーグで活躍中の大谷選手も高校時代から、将来のために目標達成シート(マンダラチャート)を作成し、技術だけでなく私生活の面まで徹底的に注意して過ごしていたなど、近年世界トップレベルで活躍されている日本人スポーツ選手の活躍を見ていると、根性論だけではない精神面での鍛錬、トレーニングが必須なんだなと考えさせられます。

今どきの若者は、、、なんて言葉がありますがゴルフだけに限らずスポーツ界を見る限り、真摯に、真面目に、一生懸命努力し続ける尊い姿と、間違いなく世界のトップレベルに肉薄し続けている姿があります。
そのような姿をよりたくさんの方にお届けできるよう、我々もさらに気を引き締めて頑張っていこうと思います!

そして!!
来年のマスターズは、ディフェンディングチャンピオンとして出場する松山選手とともに、中島選手が世界のトップレベルの選手たちの中、オーガスタナショナルという地でどのような姿を見せてくれるのか、今から待ち遠しくてたまりません。
中島啓太選手、本当におめでとうございました!!

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2021.09.14

松山英樹著「彼方への挑戦」を読んで。

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松山英樹著「彼方への挑戦」(徳間書店)から。
今年のマスターズ最終日、2打差で迎えた17番ホール、ドライバーで放ったティーショット。
<空に描いたのは、僕が長年追い求めていた軌道だった。過去の自分と向き合った末に取り戻した「人生最高」と言えるドローボールを最後の局面で打てた。>と。

泣けました。こんな瞬間に出るんだな‼︎。2013年故障前のドローボールを理想に、悩み、苦しみ、自分と向き合い、戦い、コーチと葛藤しながら・・・壁を越えた一打が、サンデーバックナインの残り2ホールで。そして、18番ホールティーショットが人生最高のフェードボールだったとは。

今年のマスターズ、TBS解説陣の「55秒の沈黙」が話題となりましたが、是非、今年の4日間の中継映像と共に松山選手の技術や精神、心の声を紹介し、それに応じて振り返るコンテンツが出来たら面白いなと思いました。

私共がTBSと共に、マスターズ衛星中継をスタートして46年目。2010年、霞ヶ関CCでのアジアアマチュア選手権優勝から掴んだ2011年マスターズのローアマチュア。それから10度目の挑戦で成し得た快挙を中継を通してお伝え出来た事、この瞬間に出会えた事、ここまで支え、応援してくださった多くの皆様に感謝です。いよいよ来年は、松山選手がディフェンディングチャンピオンで出場します。ワクワクします。

そして松山選手は、この著書の中で、<子供がいい方向に導かれるには絶対に周りの大人の力が必要だ。>と語っています。ご両親、幼少期に出会ったゴルフ場の方々、高校・大学の恩師、東日本大震災の際、マスターズ出場の背中を押してくれた東北の皆さん、日本ゴルフ界の先達・・・・etc。
私も、子供にとって、そんな「大人」でありたいし、そんな「大人の力」になれるよう、微力ながらも挑戦していこうと思います。

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2021.08.27

とある在宅勤務の日のできごと。

今週火曜日、私は、在宅勤務をしておりました。

昼食を済ませたお昼過ぎ…
ゴゴゴゴゴォォォォォォという轟音。

会議が始まってまた、
ゴゴゴゴゴォォォォォォ。

しばらくしてまた、同じ轟音。

何かと思ったらそう、ブルーインパルスでした!
あ、そうか、パラリンピック!

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エンジン音ってなかなかですね。
正直、めでたさより、直ぐ頭上で音が鳴っている気がして怖いな~と感じてしまいました。

それにしても、とてもキレイな編隊ですよね。
これって機体と機体の間はどれぐらいの距離なのでしょうか?
地上からは近く見えますが…調べましたが分かりませんでしたので、ご存知の方いらしたら教えてください!

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