世界測地系 WGS84
今年最初の海外出張で成田空港のラウンジからですが、毎年移動する距離は気になる所です。 皆さんも航空会社のマイレージプログラムに入っていると思いますが、実際の飛行距離と航空会社が使うマイル用の距離とは多少違いがあります。
実際に航空会社などがどのように丸い地球上の2つのポイントの距離を算出するのか?? そのためには首記にある、世界測地系のアルゴリズムなどを使い算出するんだそうです。 要するに出発地と到着地の直線距離を算出している訳ですので、最短距離なんです。 皆さんも地理の授業で地図や地球儀で糸を使って最短距離を調べた事はあると思います。
機内にある航法システムは地球の重力の中心を元にGPSのデータなどを使いながら凄い精度で地球上のどの地点にいるかが分かる仕掛けなので道に(空か?)迷う事は皆無ですが、昔は太陽や星を使って運行していた事を思うと凄い進歩ですね。
例えば実際にフライトで成田からニューヨークのケネディー空港に向けて行くには方角にして最初は25°(北北東)に真っ直ぐ行けば良いわけで、フライト中にiPhoneのコンパス機能を使ってみると最初はほぼそっちの方に飛んでいる事が確認できます。 しかし実際には航空機は目的地に向けて真っ直ぐに飛ぶ事もできますが、偏西風や気象の関係や航空管制の指示を受けながら迂回などする訳ですから、方向も右に回ったり左に行ったり、、飛行距離も計算式で出て来る距離よりは長くなる訳です。
実際の飛行距離はキャプテンに聞けば教えてくれたり、機内アナウンスで航路の案内をする際のコメントで話されたりする場合があるので、参考にさせて貰ってます。
空には道路や標識がありませんが、我々乗客は機内システムの地図で確認できるようになりました。今度は飛行時間や方角から何処を飛んでるか??とか考えると良いヒマつぶしになりますよ。
では、行ってきます!!