2011.03.03
Heathrow
去年(2010年)4月に発生したアイスランドの火山噴火や年末の豪雪で何度も閉鎖があったロンドンの玄関、ヒースロー空港(Heathrow Airport)でのスナップです。向かって左側から寒冷前線の雲が流れて来ている様子が見て取れます。ちょうどこの1時間後に強い雨が降りはじめました。
ここでは日本ではあまり見ることのない航空会社の飛行機を見ることができます。この写真ですと、手前からイラン航空、エア・カナダ、レバノン航空、トルコ航空などが並んでます。
JALも最後のジャンボと呼ばれていたボーイング747型機もすべてボーイング777などに変わってしまいましたが、ヨーロッパでもエアバスの双発ジェットなどが多く目立つようになりました。エアバスの380など2階建ての航空機が就航しはじめたのと並行して、小型でも長距離移動できる新型機なども共存しています。
世界の航空会社は大型機を主要都市の間で運行してそこをハブ空港として小型機で運行するグループと、直接目的地まで小さくても後続距離の長い機材を利用しているグループと2タイプに別れてきました。ルフトハンザやエアフランスなど大型エアバスを運行している航空会社は前者のハブタイプです。
イギリスのフラッグキャリアである英国航空(BA)も大型機中心でニューヨークやロンドンなどの路線を中心に飛ばしているかと思うと、ヨーロッパの各地も小型のジェットで結んでいます。日本のJALも再編されてどのような形になって行くのか楽しみですね。