2009.12.29
ハブ空港
これはシカゴのオヘア空港の写真。長~いショッピングモールのようになってますが、実はターミナルの内部です。空港のターミナルで生活をするようになった男をテーマにした「ターミナル」(スティーヴン・スピルバーグ監督/トム・ハンクス出演)って映画がありましたが、まさにその世界ですね。
最近、日本でも「ハブ空港」って言葉がニュースになりましたが、乗り換え拠点って呼んだ方がわかりやすいかもしれません。ここシカゴのオヘア空港もアメリカを代表するハブになるんですが、面白いのは航空会社によって得意な中心としている空港があるんです。たとえば、世界最大のデルタ航空の場合はアトランタ。ハドソン川への不時着で有名?になったUSエアのシャーロット。ノースウエスト航空のミルウォーキーや、コンチネンタル航空のデンバー、アメリカン航空のダラスとかですね。
ハブでも2種類ありまして、アトランタとかシャーロットはターミナルが通路で繋がっているので乗り換えの際には面倒な手荷物検査がないタイプと、ここシカゴとかニューヨークなどターミナルが別でターミナル間を移動するとその度に検査があるタイプ。アメリカでは日本以上にセキュリティーに厳しく、アトランタとかシャーロットでの乗り換えだとホッとします。
日本時間12日に、日米航空自由化協定(増便や新規参入が自由になり、合弁事業を通じて運賃や発着スケジュールを決められるようになる)が合意となりましたが、さて迎える日本の空港のインフラ整備は???。