2010.06.07

帰国便で、、

20100607今回は火山の影響も受けずに無事イギリスから帰国しました。

成田到着前に機長から「右側に富士山が見えます」のアナウンス。ヨーロッパからの直行便ですと日本海から本州を横切って太平洋に一旦抜けてから成田国際空港に着陸しますが、今日は天気がよいので機長もアナウンスに一言入れたんでしょう。日本人なら富士山と聞くとホッとしますので、いいアナウンスですね。しかし、これを聞いた乗客が一斉に右の窓を覗いたら、バランスが一瞬右に移って右急旋回をはじめたら慌てるかも。事実、カメラを片手に左側から移動して写真撮影をする方が多かったです。

機内アナウンスといえば日系の航空会社はマニュアルどおりのことしか言いません。ダラダラ長く喋る必要もないのですが、ちょっとシャレたアナウンスが聞きたいですね。アメリカですと、腹を抱えて笑わせてくれるCAのアナウンスをよく聞きます。前回オーガスタに行った際、強風でかなり着陸が強烈だったんですが、間髪入れずに”Welcome to USS Augusta” とのアナウンス。直訳すると「空母オーガスタにようこそ!」なんですが、空母に着陸するような勢いでドンと着陸して乗客もイヤな思いをしたのでしょうが、一言のアナウンスで笑ってリラックスさせる話術は大したものです。安全第一なんですが、乗客の気持ちを落ち着けることができるアナウンスでした。

例によって今日も「ただいま成田国際空港に着陸しました。イギリスとの時差は8時間ございます。現在の日本時間は○○時○○分です。12時間の長い旅、お疲れさまでした。本日は○○○をご利用いただきましてありがとうございました、またの搭乗をお待ちしております、、、」。ルーティーンなんでしょうが、自分もついつい同じ仕事を繰り返しルーティンとしてしまっているかと、聞きながら反省しました。

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