2014.06.19
ヘルメット
F1のドライバーにとっては、一番大切なツールであるヘルメットですが、デザインにも拘りがあるようで、ヘルメットを見るだけでどの選手なのか分かりますよね。そのデザインもスポンサーのロゴだったり、自らのチームカラーだったりして、実際にレースに使用されたヘルメットはオークションなどでも高値で取引されている程です。これはルイス・ハミルトンが去年のモナコで使ったモノのレプリカです。
F1の世界だけでなく、オートバイのライダーには必需品ですが、この世界では日本のメーカーのアライがトップだそうです。 F1などのレーシングドライバーの使っているモノは素材からカーボン素材でできていたりして、軽量かつ頑強な構造になっているそうです。 実際のF1レースではコーナーで数Gがかかりますので、一キロのモノもその数倍の重さになるわけですから一グラムでも軽い方がドライバーに取っては楽なんですね。
これらのヘルメットですが、最近はフルフェースタイプと呼ばれる顔まですっぽりかぶるタイプが主流です。 視界確保のために最小限のオープニングに強い樹脂でできたシールドが装備されて、散弾銃のタマも貫通しないほどの強度でドライバーを守っています。
このフルフェースヘルメットのデビューは1968年のインディー500レースでアメリカのダン・ガーニーが使用したのが初めてだそうです。 それを最初に製作したのはアメリカのベルと言うメーカーでしたが、BELL HELMETと言う響きは僕らに取っては憧れでした。 そのベルヘルメットの復刻版が販売されているのを見つけましたが、バブルタイプのシールドもそうですが、バイク乗りの間で流行しそう。