2011.06.20
Royal Ascot
6月14日から18日にかけてRoyal Ascot競馬が開催されました。 競馬はイギリスでは王様のスポーツと呼ばれるほどプレステージの高いエベントでして、特に今回のようなクラシックレースやロイヤル・なんとかレースの場合は特にイギリス皇室の方が来場して盛り上がります。左の写真は女王陛下が馬車で来場される模様です。
そんな時の競馬場はまさに社交場です。 イギリスに住んでいた頃によく接待で行きましたが、写真のようにロイヤル・アスコットですとモーニング着用でネクタイを締め、山高帽をかぶり観戦しました。 英国の競馬場のルールで覚えておいて役に立つのは、入場料や切符の種類と服装が比例する事です。 スイートで食事をして観戦って事ですと女性はサマードレスに帽子、男性は最低でもスーツ着用です。
イギリスの皇族の子弟が通うような私立のイートン校やハロー校ではその寄宿生たちが日曜はモーニング着用で食事に出る事が規則にあり、高校生ぐらいがモーニング姿で街を歩いてます。 こう云う学校に行った連中はまさにジェームス・ボンドの世界でして、蝶ネクタイも朝飯前なわけです。 ですからこう云う連中が着飾ってもサマになるわけです。 服装文化の違いを感じさせられます。
おまけで日本の競馬場の写真も添付します。施設は立派で負けてませんが、残念ながら華やかさでは負けてますね。 ま、私がモーニングでネクタイを締めて日本の競馬場に行ったら係の方と間違えられます!
この競馬場の写真を見て先日の府中競馬場の安田記念と分かる方はかなりの競馬通です!!