2010.04.08

マスターズ練習日二日目

20100408_01練習日二日目(当地6日)。試合に備えるのは選手だけではありません。テレビの中継スタッフもオーガスタに入るとすぐに始動です。TBSの林正浩アナウンサーとラウンドリポーターの芹沢信雄プロも、この日は池田勇太選手の練習ラウンドを追ってゴルフ場で取材してました。

皆さんはスタジオで画面を見て解説されているだけかと思われているかもしれませんが、実際に放送開始直前までオーガスタの各ホールの様子を歩いて見たうえで皆さんにお伝えしているのです。各選手の状態とか練習ラウンドを見たり、直接取材をした内容が実際の放送のコメントとして使われるわけですね。

20100408_02お仕事中お邪魔しました。後ろに見えるのは17番グリーンで練習中の池田選手です。

右中段の写真は、18番のセカンド地点でキャディーと何やら話し込んでいる池田選手。足下のスプリンクラーの表示をチェックして距離の確認をしているようです。

18番のドライバーがここまでということは恐らく290ヤードは飛んでいると思いますが、残りの距離や18番の二段グリーンの奥の方までの距離の話でしょうね。それにしても、この日の池田選手の笑顔がよかった。練習のショットを見ている限りでは好調なようでした。

20100408_03前述のスプリングラーの表示が、上の写真。この地点からグリーンのフロントまで104ヤード(=104F)、左119ヤード(=119L)、右130ヤード(=130R)という表示です。普通はフロントまでの距離表示だけなのですが、ここはオーガスタ・ナショナル。ここまで細かい数字を要求するプロも凄いですが、コース管理もさすがです。“守り”(コース側)に対する“攻め”(プレーヤー側)の戦いはこんなところにもあるのです。

このページのトップへ