2013.05.20
Azalea
当社の玄関脇のツツジが満開となりました。 オーガスタでアゼリアと呼ばれているのがこのツツジですが、日本ではオーガスタに比べるとひと月遅れでやっとの開花となりました。
マスターズの舞台、オーガスタナショナルでは各ホールに花の名前が付けられていますが、このアゼリアの名前を冠するのは510ヤード、パー5の13番です。 1934年に第一回開催されたトーナメント時は480ヤードだったのですが、2002年に隣のオーガスタ・カントリークラブの敷地の中までティーグラウンドの位置を変更、改修され、現在の長さに変更になりました。 11番からのアーメン・コーナーと呼ばれている3つのホールの最終ホールになりますが、グリーンを守るクリークや最終日にバーディーやイーグルを狙う選手達の名勝負が見られるホールです。
この13番は名前のとおり、ティーからグリーンまでコースの左側がこのアゼリアが植えられています。元々ジョージア州のアゼリアは黄色い花を咲かせていたようですが、コースで見られるアゼリアはこのような赤系統がメインになってしまいました。
毎年、このアゼリアの開花時期がオーガスタのコミティーにとっても悩みの種だったようです。自然相手ですので、去年のように暖冬で早く終わってしまう事もあったようですが、去年のトーナメント後に何度も花が咲く品種を導入したそうです。 こう云う取り組みもオーガスタの凄い所ですね。