納期
昨日のe-Fuelに関して色々コメントをいただきました。
その中で、現在の自動車生産についての話を伺ったのですが、ロシアのウクライナでの作戦の影響で、ヨーロッパでの自動車生産に大きな影響が出ている事です。
各国政府のロシア製品や材料の輸入停止から原油だけでなく、農作物などの輸入がストップしてしまい、消費者への負担も多くなっているのは皆さんニュースでお聞きだと思います。
そんな中で、欧州の自動車産業でかなり大きな割合でウクライナでの製造に頼っている部分が自動車の電装系のハーネスと呼ばれている電気系統の配線の供給がストップしているんだそうです。
特に、パネルバンなどの商用車に使われるタイプがウクライナに依存しているところで、現在新車を発注しても2年近い納期なんだそうで、今後の展開ではさらに遅れるようです。
VWなどのメーカーでは工場を2週間クローズするなどして、対応しているようですが、半導体不足と同時に関連パーツの供給では各社苦労しているそうです。
e-Fuel
イギリスでガソリンを入れてびっくりしたのが、ガソリン価格の高騰です。
円安の関係もありますが、リッター1.6ポンドですから日本円にすると270円です。 日本で一番高いであろう広尾の商店街のガソリンスタンドでも先月は200円ギリギリでしたから、いかに高価なのかお分かりかと思います。
イギリスは北海油田も生産していますので、立派な産油国ですが、ロシアからの原油の輸入もかなり多かったようで、ガソリンへの税率なども再検討されています。
そんな中で、先日の発表で自動車メーカーのポルシェが新たな投資でe-Fuelの開発をサポートするそうです。
e-Fuelとは85%エタノールで作られた燃料だそうですが、2030年からはF1も全てこのe-Methanolが使われるようで、各社が開発に向けて進んでいます。
ポルシェの発表ですと独シーメンス社とアメリカのオイルジャイアントのエクソンと組んで水素と空気中の2酸化炭素からアルコールを精製するものだそうです。キリストが水をアルコール(ワイン)にしたのと同じアイデアですね。
まだまだ生産量も少なく、単価も高いですが、このままの原油高などを見据えての代替ガソリンの開発は、車好きとしては期待したいです。やはりエンジンの音はドライブの楽しみの1つですから、、
ニット帽
マスターズ期間中はパトロンの方がロゴマークの入ったマーチャンダイズを購入できる唯一のチャンスですので、ショップには長蛇の列ができていて、大量に帽子などを購入されています。
先日アメリカのフォーブスでマスターズの収支に関する特集がありましたが、マーチャンダイズの売上は4000万ドル近いと予想されていました。日本円にすると約50億円をトーナメントの開催される7日間で販売するのですから販売するショップの規模感は想像していただけると思います。
今年のマスターズの天候は前半は豪雨にあったり、珍しいほどの寒波があり、最終日には暖かいマスターズ日和など、1週間で4季があったと言っても良いほどでした。
ショップの関係者に聞いたのですが、この天候の影響で用意していた雨具、防寒具、そして夏用のグッズなど全て販売できたそうで、確かに日曜には大きなショップの棚がからになってました。
このニット帽は去年購入したのですが、今年現地で使っていたら数十人の方からどこで購入したのか聞かれました!!
Ford Bronco
40年ほど前にアメリカで乗っていたのがフォードのブロンコと言う2ドアの4駆の車でした。 当時はV8のエンジンで、大きさも正にアメリカンな車でしたが、当時のアメフトのスーパースターのOJシンプソンが、殺人の疑いでの逮捕に際して、カーチェース(と言っても普通の速度でしたが)で逃げるのに使われたのもこのブロンコでした。
今のSUVブームの先駆けになったと言われているブロンコですが、最近モデルチェンジをされ、4気筒エンジンや、電動のエコなモデルも作られている程の人気モデルの様です。
ベース車を改造するのもアメリカでは流行しているようで、この様なタイプも販売されている様です。
これで電気自動車とは思えませんね。
Happy Easter
金曜から欧米ではイースターの連休に入っています。
キリストが死から復活した事を祝う行事が続きますが、月曜日も休みの国が多いです。
イギリスでも同様に金曜から月曜までの連休が続いておりますが、街中でもクリスマスとは違いますが、同様な飾り付けがされているお店なども目立ちます。
クリスマスの時期にデコレーションされた郵便ポストに関して掲載しましたが、イースター様に飾り付けられたポストがありました。
卵をキリストの復活に例えられたり、卵の形のチョコレートをプレゼントする事もありますので、鶏だけで無く、ウサギなどもシーズンのシンボルとして使われているのが、この様な飾り付けでわかりますね。