2022.04.27

リンゴの花

イギリスのこの時期は、天候も安定しているのですが今年は雨が降らず、地面もカチカチの状態です。 朝夕は10度を下回りますし、日本の3月初旬の感じですね。

イギリスの春は色んな花が咲き始めて、散歩に出ても意外な花を見つける事ができます。

これはリンゴの花ですが、きれいなピンク色の花びらが印象的です。夏から秋にかけて実りますが、日本で市販されているフジのような大きな赤いタイプではなく、一口で食べられるぐらいの小ぶりの大きさで、酸味も少しありちょっと乾いた喉を潤すのにもちょうどいい大きさです。

一般の人も入れる場所ですので、秋〜冬にかけては、自由にリンゴや、野生のブラックベリーなども集めて、ベリー系は自宅でジャムを作ったりするのも楽しみです。

リンゴの場合には風で落とされ、鳥や虫が食べている事も多いですが、 Wind Fallと呼ばれるリンゴの木の下に落ちたばかりのリンゴは散歩の一休みに最高です。

東京にいると四季は温度でしか感じられない事も多いですが、イギリスの春から夏は色んな楽しみが待っています。

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2022.04.26

マスク

コロナ禍での自己防衛の最後の砦がマスクでしたが、先日アメリカ国内の航空機でのマスク着用の義務が解除されました。 基本的にはアメリカの人権や個人の自由が尊重される形での解釈となりましたが、アメリカの取引先の方は昨日のフライトでも半分ぐらいの方はマスクを着用していたようです。

個人的には、混雑したお店や、航空機や電車などの公共交通機関のではまだマスクは着用していますが、外出する時にはアウトドアの場合にはもう着用していません。

先日のマスターズでも5万人近いパトロンの方でマスクをしている方はほぼゼロの状態で、日本からいらした方も半数はマスク無しでの観戦でした。

一方、日本では外出する際には必ずマスク着用をしている方が殆どで、していないと注意されるそうですね。

日本政府の誰もマスクに関しては責任逃れなのか、何も言えない状況ですし、野党も変な事は言えませんね。

今まで大きな声を出していた専門家の方、、、そろそろ何か発表されてはどうでしょうか? 小学校の校則ではあるまいし、そろそろ大人の日本国民も自己責任とは何ぞや?と考える時期かも知れません。

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2022.04.25

JL44便

ロンドンからの帰国便の手配をしていますが、BA 英国航空は日本便は運行しておらず、JALのみ直行便を運行しています。

通常ですと欧州便はシベリア上空を飛ぶルートを使っていましたが、ウクライナへのロシア侵略を受けて、各国の航空会社はロシア領域を飛ばなくなり、運休や北極に向かう航路を使い、16時間近いフライトもあったようですが、今日調べてみたらこのような南周りで、飛行時間も14時間ほどに短縮されているようです。

日本から欧州へは、引き続きアラスカ上空から北極圏、グリーンランド経由でのルートが使われているようですが、帰国便に関しては偏西風をうまく使える南周りの航路が使われているんだそうです。

今まで頻繁に欧州と日本の間を移動しておりましたが、やっとコロナ関連の検疫措置もホテル隔離なども無くなり楽になった矢先で、少ない便数になっていますし、なかなか予約も取れない状況が続きますね。

このルート、一体何か国の領空を飛ぶのでしょうね? 今度数えてみます。

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2022.04.24

レアもの

最近、スイスの有名ブランド時計や、フランス製のバッグなど、お金を出しても購入できないプラチナ商品が話題になっています。

昔から、入手困難と言われる商品はありましたが、基本的には需要と供給のバランスが崩れると販売価格も上昇しますが、時計やバッグのメーカーが生産量を調整している訳ではないようです。

人気の商品の秘密はやはり入手困難と言う事だと思いますし、最近SNSなどで正規販売ではなく、転売目的の購入者が増えた事がこの需要供給バランスを崩した理由だと思います。

比較にはなりませんが、先日イギリスのスーパーマーケットの多くが食用油の販売をウクライナからの輸入が多かった事を理由に一人2本までと制限を発表した瞬間に棚から油が切れてしまったのも同じ消費者行動ですね。

世界的に時計や車など、長い間定期的に買い替えたり、コレクションとして長く持つ方には基本的には通常の納期で購入ができるようですし、新品を定価で買える事がプレステージだと思います。

フェラーリのように顧客情報を常にアップデートしていて、世界中の上客の中で購入歴、転売の有無などをちゃんと把握した上で、スペチアーレと呼ばれるようなモデルを価格も告げつオファーするシステムを持っているメーカーもあります。 (リストに載っている方々には価格は関係無い??)

顧客リストに載っておらず、それでも欲しい人は、コネや財力でそのモデルを入手する訳ですから、、、、

この2019年型のポルシェGT2RS, 普通のカレラと呼ばれているモデルとはいていても全く別物です。 新車でイギリスで28万ポンドですから今の為替ですとほぼ5000万円、日本でも同じような価格で販売されていました。

発売当時は生産台数も少なく、新古車が50万ポンド、一億円で転売されていたモデルです。 3年後にやっと価格も落ち着いてきて、それでもこのモデルは31万ポンドのお値段でした。 

この手の車は皆キャッシュでは支払わずに、残高設定タイプのリース契約で購入するケースが多いんだそうです。 月々の利用料のみで、うまくハマればそれも回収できるような事らしいですが、小心者にはリスクが高すぎます。。

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2022.04.23

XDiavel Nera

イタリアのバイクメーカーのドゥカティが先日発表した限定モデルのNeraですが、ベースになるのはクルーザータイプのX Diavelですが、イタリアの高級家具メーカーのPoltrona Frau社の”Interior in Motion”ビジネスユニットとのコラボで作られる限定車。

Poltrona Frau社の製品はヨーロッパだけでなく、世界中で人気のある家具ですが、プライベートジェットや、ヨットの内装なども個別に対応しているInterior in Motion部門が有名で、そことタッグを組んだ取り組みは知る人ぞ知る世界観です。

パッとみた感じはシートが違うのですが、通常1脚購入すると100万円はするような高級家具メーカーが選んだ素材で、レーザーでの加工など飾っておきたくなるような材料だと思います。

トップブランドではグッチやエルメスなども同様なコラボをして、特にビジネスジェットの世界ではエルメスも供給実績が高いようです。

友人にルイヴィトンのバッグからバイクのシートを作らせた人がいますが、趣味の世界も世界で1つだけ、、のモノを持つ喜びは一種のプレステージですね。

世界限定500台の生産のようで、シートの色を5色から選べるそうです。 日本に一体何台入って来るのか分かりませんが、一台欲しいですね。

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