Soap Box race
アメリカで元々石鹸の梱包に使われていた木箱に車輪をつけて子供が乗って遊ぶ車で坂道を利用して始められたのがSoap Box Raceなんだそうですが、最近はレッドブルが主催をする大きなエベントになりました。
いろんなチームがアイデア豊かな車を制作して、坂道の決められた区間でのタイムを争うエベントですが、イギリスでも町おこしのような形で開催されています。
エセックス州にあるDunmowと言う町ですが、このレースが毎年開催されて来ており、主催者によると3万人が集まるエベントになったんだそうです。
地元テレビ局も放送したり、多くのスポンサーも出店していました。
坂道を下るだけのレースですが、消防署や自動車ディーラーのチームなど、本気で作られたような車もあり、かなりハイレベルなレースでした。
優勝チームは地元のロールスロイスディーラーのチーム。どんなパーツをつけたのか?重力だけがパワーソースの車ですが、他のチームと数秒の差でゴールしていました。。
The Cenotaph
ロンドンの首相官邸、10 Downing Streetに近い場所(この写真ですと赤い警察の車両の後あたりです)にこのCenotaphがあります。ギリシャ語で”誰も祀られてない墓”と言う意味なんだそうですが、第一次大戦で亡くなった方を追悼する意味で構築されました。
それ以来、第二次大戦などの戦没者を追悼する場としての象徴として使われて来ています。 毎年、11月11日の戦没者追悼の日にはパレードだけでなく、英国王室のメンバーも花を託すセレモニーも行われる場所です。
昨日前を通りましたが、見にくいですが向かいにある政府のビルに、英国国旗と共に、ウクライナ国旗が掲げてありました。
ウクライナと共に戦う姿勢なんだそうですが、第一次、第二次の世界大戦の戦没者の追悼の場所で、ウクライナの国旗を見るのも平和になれてしまっている我々にも、強いメッセージが受け取れます。
St. George’s day
再度、郵便ポストの登場です。
先週の23日土曜日は、イングランドで聖George dayと呼ばれて、イングランドの旗である、赤い十字の旗がパブの装飾に使われていて、イースターと同じ時期で夏を迎えるイギリス人が節目の日と考えているようです。
日本のキリスト教会では、聖ゲオルギオスの日としての聖名祝日として祝われますが、ドラゴンを倒した聖人として、ドラゴンや、その血が赤い薔薇になったとも言われていて、この郵便ポストのデコレーションのようにドラゴンに赤いバラやセントジョージ旗を飾ります。
イングランドのラグビーやサッカーのW杯チームのユニフォームにも必ずこの薔薇や赤い十字のクロスが飾られていて、去年のサッカーヨーロッパ杯の時にもこの旗が町中に溢れていました。
国民の休日とは設定されていませんが、昔はクリスマスと並ぶ大事な聖名祝日だったそうです。
今日は、これからこの旗がまだ飾ってあるパブでビールでもいただき、St.Gerorge’s Dayを祝いたいと思います。
NAB Show
今週23日から27日までアメリカ、ラスベガスでNathional Association of Broadcaster – 全米放送事業者協会が主催する展示会が開催されました。
仕事で何度か行った事もありますが、最新の制作機材だけでなくセミナーやパネルディスカッションなども同時に開催され、全米だけでなく世界中から放送関係者が訪問しますし、ライツ関連やプロダクション関係者も多く集まる機会です。
コロナ禍での開催が過去2年は限られた開催だったようですが、今年は通常営業?に戻り、多くの関係者が集まったようです。
ここ数年で展示に参加する企業だけでなく、集まる人々も映像制作会社やテレビ局だけでなく、ソーシャルメディアなどのクリエーター達も大きな割合になっているそうです。
毎年、放送関連のニュースではこのNABで発表される最新機材が話題になりますが、今年は今まで以上に放送局で使うような高価なモノよりも一般人も(それなりのお値段ですが)購入できる機材も話題になっていました。
昨日も話題にしましたが、ニコンなど放送局向けの機材とは違うジャンルのメーカーも発信していました。
ちょっと前まで一声数千万円の機材が高くても数百万円で入手できる進化は、コンテンツ制作会社にとっても魅力的ですね。
Nikon Z9 V2.0
去年発売されたニコンのデジタル一眼のフラッグシップとなるZ9は発売当初からプロの写真家だけでなく、ビデオのクリエーター達にも人気です。
マスターズでも知り合いの公式フォトグラファーのカメラマンもZ9を使い始めていましたが、古いレンズをコンバーターを使い使用できる点など、満足しているようでした。
そのZ9ですが、最新のファームウエアのアップデートが発表されて、色んな機能が更新されました。
カメラもパソコンやスマホのように、売りっぱなしでは無く、ソフト側の改善が定期的に行われる時代になり、私の使っているZ7も2回目のアップデートをしたばかりです。
最近のデジタル一眼は、高機能化と同時にクリエーター達の使い勝手が良くなるようなフォローはありがたいですが、使い慣れていた機能がまた変わってしまい慌てるなど、、結構使いこなせてない感もありますので、流石に今のカメラの2倍の価格で最新のZ9購入には躊躇しますが、新しい機能は下級モデルにも反映されて来るのを楽しみにしています。
おそらく、カメラメーカーもプロセッサーの性能とそれをうまく作動させるソフトの開発のバランスだと思いますが、顧客に対するサービスやフォローがリピーターを増やすビジネスモデルなんですね。