銃規制
テキサス州で24日に起きた少年が小学校に銃を持ち込み、幼い子供たちを含む21人を殺害した事件はアメリカ中で大きなニュースになっています。
またか?との声が上がるほど、精神状態の不安定な者も安易に銃が入手できるだけでなく、戦闘用として開発された銃が一般的に販売されているなど、アメリカの銃規制の問題点を再認識しました。
銃を持つ権利を政治的なスローガンとして頑なに守る一部の保守派の政治家など、政治的な意味のある銃の所持ですが、アメリカには人口の4倍ほどの銃が登録されているんだそうです。
銃の購入も、犯罪歴をチェックする程度で殺傷能力の高いマシンガンなどが購入できる訳ですから今回のような痛ましい事件は後を絶ちません。
今日、アトランタの空港でのセキュリティー検査の列でふと気がついたらこんな表示が床にありました。 銃、持ち込んでませんか? もう一度荷物のチェックを!!だそうです。 こんな表示を見ながら、アメリカにおける銃規制の問題を再認識しました。
メモリアルディ
来週月曜はアメリカではメモリアルデイと呼ばれる祝日です。 戦争で亡くなった方や、現在軍隊にいる方たちを祝う休日ですが、全米各地でいろんなエベントが開催されます。
今回訪問した空港で、ターミナルに向かう途中で見かけない飛行機が駐機されていて、スマホで撮影しましたが、第二次対戦で使われたB-29とB-24でした。
B-29は日本の本土の爆撃や、原爆の投下にも使われた機材ですが、B-24もヨーロッパ戦線で使われた有名な機材で、イギリスからドイツ本土への空襲に使われていました。
このメモリアルディに特別なエベントのために飛来したんだそうですが、飛行機には罪はありませんが、戦争の道具として使えわれていた背景を思うと、敵も味方、双方で犠牲になった方を忘れてはいけないですね。
LGA
昨日ニューヨーク到着後、打ち合わせを一件終わらせて早めの夕食の後にパタンキュー状態で爆睡しましたが、やはり朝の2時から目が覚めて、ゴソゴソしていました。
今日はこれから国内移動で、ニューヨークに3つある空港の一つLGA,ラガーディア空港からの出発です。
ラガーディア空港は東京で言うと羽田空港にあたりアクセスが非常に便利でタクシーでも30分ほどで到着しますが、国際線が多いJFK空港に比べると小さいために、いつも混雑しています。
ここ数年、LGAでも再開発が進んでおり、新しいターミナルがオープンしていました。 ターミナルBと呼ばれるアメリカン航空などが利用できるターミナルは今回初めて使いますが、導線も良くできていて、コンパクトにまとまっていると思います。またこのように案内の表示もゲートの番号だけでなく、どっちの方向に何分ぐらい、、と言う表示はわかりやすいですね。
今週末はメモリアルディの祝日と言うこともあり、コロナの移動制限も無くなって初めて迎える夏休みの前哨戦の時期ですので、今日は現地時間で火曜日ですが、結構混雑している様子ですね。
昨日も思いましたが、去年に比べて当然ですが、外国人、特にヨーロッパからの観光客が多く目立ったように、航空機による移動はほぼコロナ前に戻りましたね。
打ち合わせ先の方からも日本へのビジネスや観光での移動について色々聞かれましたが、おそらく7月の選挙までは大きな動きは無いのでは??と返事をしておきました。
無事到着
12時間48分の飛行時間で7509マイルの距離を飛行して無事ニューヨークに到着しました。
ロンドンからの帰国便に比べて200マイルしか違いませんが、ちょうど1時間短いフライトだったのは強い追い風だったようですが、考えて見ると欧州便だけでなく、ニューヨーク便も以前はアンカレッジで一旦給油とクルーの交代がありましたから、やはり機材の進化はすごいですね。
当地ニューヨークは週末は異常な熱波のようで、昨日開催されたハーフマラソンで熱中症にかかる方が多く、亡くなった方も出たとか、、
今日は時差調整も兼ねて歩いて移動をしましたが、ニューヨーク市内ではホームレスの人が多く目立つような感じで、閉鎖された店舗も多く、景気が良くなっているような感じはしませんでした。
しかし、市内のあちこちで新しいビルの建築が行われていて、こんな大型トレーラーで部品を持ち込んで来ていました。景気がスローになっていたとしても、まだまだニューヨーク経済の底力を感じさせますね。
これから海外出張
今日、これから日本を離れますが、羽田空港も一時に比べると活気が戻ってきたような感じがします。
とはいえ、免税店は殆どシャッターを閉めて、まだまだ寂しい状況です。ブランド品目当ての方も残念そうな表情で立ち止まり、閉店の案内を見ていました。
日本土産購入のラストチャンスですから、中にはどうやって機内に持ち込むの?かと思うような大量購入をされている方も見かけるほど、、やはり日本人に比較すると、使う金額が違う事を実感しました。
今後のコロナ対策を見据えてそろそろGoToトラベルなど、政府主導の案件も出てくるようですが、やはり海外からの観光客が一番日本の観光業にはメリットがあると思いますし、すでに観光客を受け入れている欧米諸国のV字回復を見ていると、残念ですね。
昨日来日されたバイデン大統領のマスク姿と迎える日本側のマスク姿、、少しは移動が自由になったとは言え、限られた観光客の入国などを報道を通じて世界のメディアはどのように伝えてくれるのでしょうか??
感染症と言う、目に見えない敵との戦いですが、感染者数の増減など、、結果を追わない勇気を日本政府にもそろそろ出してもらいたいですね。
今週は訪問先の様子をレポートさせていただきますので、よろしくお願いします。