2022.06.11

アイルランド交通事情

昨日のアメリカニューヨークの運転免許に続いて今日はアイルランドの田舎道での出来事。

今週、空港に向かう途中の幹線道路ではありませんが、制限速度も80キロに設定されているちゃんと整備されている道を走行中に、何やら道路を塞がれているようで、徐行して近づくとこの牛の群れと遭遇しました。

牧場から逃げ出した?と一瞬思いましたが、青年が後で牛のグループをコントロールしているようでしたので、どうやら搾乳を終えた乳牛たちが放牧地に戻る為に一般道路を移動しているようでした。

私の進行方向の逆に進んでいたので、一旦停止して牛たちが通過するのを待つだけでしたので、5分ほどでこの自然渋滞!!から抜け出す事ができました。しかし対向車線にはかなり長蛇の渋滞があり、50台位の車がその名の通り牛歩のペースでノロノロ移動していました。 皆、クラクションを鳴らす訳でも無く、じっと我慢していたぐらい日常茶飯事にある渋滞なんですね。。

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2022.06.10

NY州運転免許証

日本で運転免許証を取得する場合には自動車学校に通うのが一般的ですが、アメリカでは、家族に運転をスーパーの駐車場などで教えてもらい、一般道路で連取をした上でテストを受けるのが殆どのケースです。

最近ニューヨークで免許証を取得した方から話を聞いたのですが、まずネットで安全講習を受けて、テストを受けて仮免をもらうそうですが、私が取得した頃は自分でテキストを読んで簡単なペーパーテストを受けましたが、コロナ禍で大きく変わったようですね。

知り合いは既にイギリスで運転経験があるので、新たにレッスンを受ける事もなく、一応右側通行に慣れる為に、インストラクターのレッスンを1日受けたんだそうです。

実地の運転テストは流石にネットではできませんので、インストラクターの車で試験場に行き、助手席に乗る試験官の言われるように、試験場の周りを走り、並列駐車などを実際にテストされます。

話を聞く限り、テストも10分間ほどで、本当に基本の運転技術と安全運転のスキルをチェックされるようですが、路肩に車輪が当たるとその場でアウトらしいので、その程度のスキルのようです。

そんな中で、今を反映しているのでしょうか、テストの結果は私が受けた頃はその場で、合否を教えてくれましたが、今はネットでログイン用のパスワードの入ったカードを試験官から受け取り、試験場から試験官が離れた午後6時以降に確認するシステムになっているそうです。

その場での合否通達は、落ちた受験者から試験官が暴力を受けたり、帰宅する試験官を自宅まで尾行し、家族に嫌がらせをするなどの被害が続いたようで、このようなシステムに変更したんだそうです。

10分ほどのテストで落ちてすぐキレるタイプの人には運転させたくない思いもありますが、アメリカの運転免許事情がよくわかる情報でした。

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2022.06.09

Sportswashing

最近、LIVゴルフの開催が近づくにつれ、良く聞くのがこのSportswashingと言う言葉です。 マネーロンダリング(資金洗浄)から派生されたようです。

スポーツを個人、企業や国家がスポンサーしたり開催することで悪いイメージを払拭する事を意味する造語ですが、今に始まった事ではありません。

昔からスポーツは国家のプロパギャンダとしてオリンピックの開催など歴史的に行われていましたし、世界中で少し問題のある?企業もエベントや選手のスポンサーをする事で、イメージを良くしようとするのが目立ったり、あまり深くリサーチせずにスポンサー契約をする事も多くありました。

今回のLIVゴルフに関しては、サウジアラビアの潤沢な資金でPGAツアーから分離して参戦する選手を集めている事から話題になりましたが、やはりサウジアラビアの人権や最近ジャーナリストが政府によって殺された事などのイメージ払拭の感じが強く出てしまっています。

スポーツの大会が増えて、ファン層が厚くなるのはウエルカムですが、残念ながら政治と金の話になってしまいます。

冬季北京オリンピックの開催、ロシアのドーピング疑惑に終了後のウクライナ侵略などなど、、 平和産業であるべきスポーツがこのように利用されている現実は、ファンに取っては微妙ですね。

昨日も、北アイルランドのグラハム・マクドウェル選手がサウジ政府側の発言をしたと、ソーシャルメディアで取り上げられていますが、Sportswashingも通常メディアもスポンサーの言いなりになりにくい環境になっていると強く感じます。

今年になってからロシアの関連企業が相次いでスポンサー契約をチームや団体側からキャンセルされたように、今後間違いなく、これからはエベント主催者や選手のスポンサーなどのリサーチが重視されるようになりますね。

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2022.06.08

VT Holdings

先日投稿したイギリスの自動車メーカーのCaterhamについて雑誌の記事を読んでいたら日本のVT Holdings と言う会社がオーナーだと知りました。

2021年まではマレーシアの投資会社が所有していましたが、日本でCaterhamを輸入していたVT Holdings社に所有が移行されたんだそうです。

前回の投稿でも言いましたが、イギリス国内ではロックダウンの期間中に自宅でキットを購入して製作する方が多く、年間生産台数500台の規模のメーカーですが去年は650台も生産しただけで無く、注文数も未だ伸びているようですので、いい投資ですね。

人気はまだ続いていて、今注文しても8ヶ月から1年待たないと納車されない状況は続いているようですが、来年にはキット購入して製作しようと色々サイトにあるコンフィギュレーターを使って自分の使用を考えてみました。

エンジンのオプションも大きく分けてフォード製のエンジンもしくは日本のスズキの軽自動車につかわれているエンジンの2つですが、この車の特徴として超軽量が売りですので、あえて高馬力のフォードエンジンは選ばす、日本の軽のエンジンを選んで、、、

ダイエットのついでに車体も塗装すると重くなりますので、アルミ地のまま。コンポジットプラスチックの部品はあえてカーボンファイバーのオプションを選び(この写真の部分)最低限のウインドウに、ヒーター類は取り付けないダイエット仕様としてみました。 外観はこんな感じです。

ディーラーによると、デポジットで3000ポンドを支払い、生産枠を抑える必要があるそうです、、 

製作時間に約100時間かかるようですが、チャレンジしたいと思ってます。

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2022.06.07

Queen’s Jubilee

エリザベス女王の在任70周年を祝う4日間が終わりました。

日本でもパレードやコンサートなどの中継をご覧になった方も多かったと思いますが、全体のエベントの演出の素晴らしさは感じられたと思います。

初日の英国軍によるパレードやデモンストレーション。70機の軍用機のフライトや、土曜夜のコンサートなど、、個人的にはオリンピックの開会式(特に東京大会)の演出の数倍素晴らしかったと思います。

とは言え、スポンサーが付くわけでも無く、英国商事とでも言えるほどMade in UKの商品が控えめに使われていたのも国民の税金がこの演出と制作に使われていたから。。

皇室御用達のベントレーやレンジローバーなど、が多く使われていましたが、両社ではそれを公表するでもない姿勢も感心します。

今回の祝賀行事の予算2800万ポンドは、去年の政府予算で議論され、予算化されたようですが、これを機会に英国を訪れる海外からの観光客の持ち込むであろう金額を考えると、決して高い金額では無いかと思います。

日本政府も、ばら撒き予算はともかく、Made in Japanと日本の良さをアピールする施策やエベントを考えて実施していただきたいと、英国での週末のエベントを見ながら思いました。

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