ヘルメット
欧州各国では、6月初旬ですが先週から40℃を超える猛暑の地域もあります。
晴れの日が続く毎日ですが、天候が良くなるとオートバイを多く見かけるようになります。同年代の友人は年間を通してバイクに乗る強者ですが、ウエアやヘルメットなどを常にベストのモノを購入したり、メンテナンスしているのは一流のバイク乗りの証拠ですね。
自動車と違い、生身の人間がとんでもない速度で移動する訳ですから事故の際にはヘルメットやプロテクションギアが頼りです。
そんな友人から先日、ヘルメットに使用するバイザー(シールド)で取り締まりを受けた話を聞きました。
日本でもフルフェイスタイプのヘルメットのシールドを日差しの強い夏などは少し色の入った、サングラスタイプのモノを使われている方も多いかと思います。
英国の道路交通法では、シールドの可視光線量がクリアタイプ比で50%までは”日中の利用のみ”許可されているそうで、確かにこの写真のように刻印が入ってます。
友人が取り締まりにあったのは、日中で、この50%のスタンンプのあるシールドを利用中だったそうで、曇りの日での出来事だったそうです。 このDaytime Use Onlyの解釈が管轄の警察署によっては微妙に違うようで、たまたま快晴でなかったので反則とみなされたようです。
いずれにせよ、友人は納得できないので、不服申立ての手続きをしたそうです。数値的なデータで証明される事かとは思いますが、時間と手間の無駄になりますね。
Ryan Air
ヨーロッパの格安航空会社、アイルランドとイギリスの間の移動に使っています。 とにかく、コストカットに徹底したビジネスモデルなのでメインではなく、ちょっと不便なローカル空港を使ったり、格安なのは基本料金のみで、機内持ち込みも規定のサイズ1つしか含まれておらず、預けたりすると人間の航空運賃より高い料金を取られます。
実際に今回利用したアイルランド南部のKerry空港からロンドンStanstedまでの一人あたりの料金は20ユーロ=3000円! 1時間20分ほどのフライトですから、東京から名古屋への新幹線移動とほぼ同じ感覚です。(新幹線運賃がいかに高いかとも思いますが)
座席指定をするとプラス15ユーロ、優先搭乗付きの機内持ち込みプラス1個の手荷物料金がプラス20ユーロ、、機内に預ける荷物も25ユーロから(重量割増あり)ですから、ほとんどの方はオプション料金を払い、サービス内容を見る限り50〜70ユーロを支払っているように見えました。
我々は、規定のバックパックにパソコンなどしか持ち込まず、座席指定も必要ないので、3席-通路-3席のレイアウトの真ん中の席でしたが、1時間ちょっとのフライトなので我慢できます。
シートはリクライン機能がついておらず、決して座り心地が良いとは言えないですが、前席の背もたれ攻撃を受けないの分許容範囲、、
いろんな所で節約している航空会社ですが、意外に使っている機材は最新型のボーイング737型。 おそらく大量に発注する分値引き交渉しているのでしょう。
現在の社長のオライリー氏は、元経理担当だったそうで、ケチケチ手腕は大した物です。
友人の中には、ライアン・エアは最高のエアラインだと豪語する方もいますが、フラッグキャリアのお決まりサービス不要の方には最適のエアラインですね。
今回たまたま隣に座った方が、アメリカからアイルランドにゴルフに来ていた方ですが、仲間とヘリで移動して2日間で4ラウンド回って、今日はヘリで空港まで送ってもらったんだそうです。そんな方が何故格安航空会社を??とも思いましたが、、一般のエアラインでもエコノミーしか使わない富豪の方もいるので、ケチとシブチンの違いでしょうか? 無駄なお金の使い方はしないが、使うときには使う!! タイプのお金持ちかもしれません。。
話しを伺っていて、ゴルフバッグを運ぶ料金が自分の航空運賃の倍だった!!と豪快に笑ってたのが印象的でした!! おそらく合計運賃よりも当日のキャディーへのチップの方が数倍多かったハズですが、、
全米オープン
ゴルフのメジャー大会の1つである全米オープンが開催されています。これから決勝ラウンドが始まります。
日本では地上波の放送が無くなってしまい、皆さんはどのように視聴されているのでしょうか?
欧州では、日本と同様にペイテレビのスカイスポーツが放送しておりますが、私はアメリカのNBCの運営するPeacock TVと言うサービスに加入して毎月5ドルで、NBCでオンエアされているライブだけで無く、ニュースやドラマにスポーツなど過去の番組まで見れるので重宝しています。
ただ、基本的にはアメリカ国内のみのサービスですのて、VPNを使う必要がありますが、F1の視聴も同様にしていますので、今の所問題ありませんと言うか、VPNを使う事を容認しているような感じがします。
実際に日本のNHKプラスのサービスを同様にVPNを使い東京のサイトからは見る事が出来ません。おそらくクライアント側のロケーションをタイムコードで確認して視聴できないようにしていますので、VPN対策はあるようです。
少し本題から外れましたが、ゴルフの中継に個人的にも40数年間携わっておりますので、いつもカメラの後側の様子がきになります。 今回もNBCの方に聞いたのですが、85台のカメラを駆使する大掛かりなプロダクションです。
ドローンによる空撮などはマスターズが最初に取り入れ、全てのショットがトレーサーの弾道が見えるようになったりしているのも面白いですよね。
いつも思いますが、ゴルフ中継の基本はいかに視聴者の方に現地の状況を伝えるか?フェアウエイ脇やグリーンの側で見ている臨場感をどのように伝えるのか?を最新技術を駆使してプロデュースして行く事だと思います。
今回の全米オープンではバンカーカメラ?が5番と16番に導入されていましたし、1番と11番のスローモーションも印象的でしたが、特に11番のショートのスローは面白いですね。あとは18番グリーンの高い位置からの映像ですが、これもワイヤーカメラによるモノですね。
現地で見ている臨場感や盛り上がり(ビールの影響かな)は伝わりませんが、カメラ位置や技術などで新たな楽しみ方を提供するのがゴルフ中継の使命ですね。
19億円
と言っても、ロトの金額では無く、先日開催されたカメラのオークションでライカの0ーシリーズの落札価格だそうです。1440万ユーロを円換算したお値段ですが、もちろんカメラの落札値段としては史上最高額なんだそうです。
このカメラ、35ミリフィルムを使う最初に作られたカメラだそうです。100年前にフィルムカメラがあった事も知りませんでしたので、値段もそうですが、資産価値としてのカメラですが、1923年から24年にわずか23台生産されたプロトタイプの一台なんだそうで、ゼロシリーズの名前の由来だそうです。
同シリーズの”0”プロトタイプは以前も2018年のオークションで当時の最高落札価格の240万ユーロでしたが、このカメラ個体No 105はOSKAR BARNACKと言う方の所有物だったのが一番の違いなんだそうです。 このオスカー・バーナック氏は35ミリカメラの発明者だそうで、このカメラを使いながらいろんな改良をしてきたようです。
100年前に一体いくらで発売されていたのか?どんな方が購入していたのか?考えるだけで楽しいですね。 骨董品の魅力です。100年前に作られた物がこのように残されているのも素晴らしいと思います。
父の日
今度の日曜は父の日ですが、多くのプレゼントのアイデア広告がメールで届くようになりました。 どちらかと言えば受け取る立場なんですが、、
とは言っても、実家の父親には酒でも持って行くと一番喜ぶので今まで特別なプレゼントは用意した事はありませんのでこういうメールはあまり細かく見ることは今までありませんでした。
そんな中で今回気になったのが、案内に使われていた、この写真。
牛革のソフトバッグの広告なんですが、右手に同じ会社の時計をして(左利きの方??)同ブランドのカフスボタンまでご丁寧に写されています。
アートディレクターの趣味かと思いますが、左手で同様なポーズをする事も可能でしたでしょうし、左利きの方に対しての配慮?とも思えません。注目を得るためでしたら、確かに気になるのでアタリかと思いますが、、、
この写真、、スーツのボタンがイギリススタイルなので、英国のブランドとお気づきの方はかなりお洒落な方ですね。