Sinclair C5
昨日の投稿に続き車ネタですが、今回は1985年に英国で生産された電気自動車の話です。
電気自動車と言うよりは、今で言う電動アシスト自転車に近い車(3輪車)です。この写真をご覧になると良くわかりますが、車とは言え1人、、それも小柄な大人が1人やっと乗れるか??どうかの大きさで、実際にペダルもあります。
開発コンセプトは自動車と自転車のメリットを取り入れたそうですが、、カリフォルニアならともかく雨の多い英国ではヒットするはずが無いですよね。
重量は12vの鉛蓄電バッテリーを搭載しており、45キロほどだそうです。
1985年に発表された際には走行距離(最大30キロ)の少なさやスピード(最高25キロ)や安全面での問題が指摘されて、12000台生産され、わずか5000台しか売れずに工場は倒産してしまいました。
今なら、リチウム電源を搭載して、モータや制御系も見直せば走行距離は倍以上でしょうし、スポーツカーメーカーのロータスがデザインした車体も今見ても新鮮です。
発売するタイミングが40年近く早過ぎた例として取り上げられますが、発売当時は350ポンドで販売されていたそうですが、今では最低でも6000ポンドで取引されているようです。
ハンドルが膝の下にあったり、ブレーキも自転車のように握るタイプ。そして補助用のペダルもあったり、不思議な乗り物です。バッテリーの充電が少なくなっったらペダルで漕ぐ訳ですから、さぞ大人が3輪車のペダルを踏んで動いてるのは可愛らいしかったかも、、(この写真で左膝が上がっているのはペダルを回しているからです)
今日、エベントでコレクターの方が実際に走行デモをしてくれましたが、現代版の同様なモデルがあっても不思議では無いですね。
73 Carrera RS
1973年に生産されたポルシェカレラRSですが、生産された当時から話題の車でした。 当時では珍しいダックテールと呼ばれるリアスポイラーが独特なデザインで、ひと目で分かるモデルです。
しかし、人気なので同じような塗装やスポイラーを付けて、レプリカ版が多く、50年も前に生産された車体ですから資料も少なく、RSだと信じて高い価格でレプリカを購入してしまい、販売したディーラーと裁判沙汰になるほど、異常なマーケットになっています。強盗、窃盗、骨董の世界です。
昨日その73カレラの集まりがあり、行ってみましたが、これらは全て本物!が25台も揃っていて93台しか生産されていない右ハンドルのモデルも12台も集まり、、主催者によると総額で時価1000万ポンドの車が集まったんだそうです。15億円?? 中には一台100万ポンドで取引された車もあるとか、、
1973年は、車に興味を持ち始めた頃で、自宅の壁にはこのグリーンのカレラの写真を飾っていたのを思い出し、、身近に憧れの車を見て感激しました。
ポンド安
先週のエリザベス女王の国葬からちょうど1週間になる今朝のニュースで対ドルの為替レートが史上最安値だったと取り上げられていました。
今日の未明、丁度アジアのマーケットが動き出すタイミングでポンド=1.03ドルまで下がったようですが、先ほどの夜のニュースでは1.07ドルまで戻っているようです。
私がアメリカにいた頃ですから35年ほど前には同様なポンド安だったと帰国していますが、当時はそれほど日本円以外の為替レートには興味はありませんでした。 今はアメリカ、英国、日本を移動する機会が多いので、ポンド対、ドルに対する日本円のポジションが一番気になりますし、注視しております。
先日知り合いから聞いた話によると、このポンド安でアメリカ製のギターなどの注文がアメリカ本国からあるんだそうです。 輸送料をかけても、差益が出るためにアメリカで購入するより安いんだそうです。とは言え、今後の仕入れ価格が上がるのでこういうニュースはウエルカムでは無いようです。
先週日本では円安に対して政府が介入に入り、これ以上の円安にならないようにしているようですが、個人的には政府介入は円の弱さをアピールするだけのような気がします。他にアイデアはなかったんでしょうか?
英国は総理大臣が新任したばかりですが、とんでもないスタートになりました。政策金利なども考え直しているようですが、日本円が先行しているこの通貨不安、、気になります。
それにしてもドルの一人勝ちのような感じですが、実際はどうなんでしょうね。
RX-0
先週、国連総会の交通規制がありましたが、2番街がバイデン大統領の通行の為に封鎖されたタイミングでこの写真を撮影しました。
RX0のレンズはF4、24mmですが、F Xフォーマットですと35mmですから広角レンズです。 レンズの大きさはスマホに付いているカメラとほぼ同じような米粒のような大きさですので、縁がやはり歪んでしましますが、補正できる範囲です。
AdobeのLight Roomを使い画像編集とサイズを4X5にトリミングしました。インスタのフォーマットです。
コロナワクチン4回目接種
無事イギリスに移動しましたが、昨日予定していたコロナワクチンの4回目の接種を受けてきました。
今回は日本でも話題になっているモデルナ社のオミクロン/BA5対応タイプのワクチンでしたが、地元の調剤薬局で接種してもらいました。 担当するのはいつもカウンターの中にいる調剤士さんで、顔見知りの方。 受付も予約しているので、単に並ぶだけで順番が来たら案内されて接種を受けます。
これは今まで毎年受けていたインフルエンザのワクチン接種と同様な感じで、イギリスではコロナはインフルエンザ同様な扱いになったような気がします。
去年最後に接種してもらったのは11月でしたが、その際には接種センターに行く必要がありましたので、楽になりました。
前回はインフルのワクチンとコロナワクチンを同時に右腕/左腕に同時接種をしましたが、同じ調剤薬局で来週接種してもらいます。
今回、話を聞くとモデルナのワクチンは保存が一般の冷蔵庫でできるのと、使用していない(密封された状態)状態ですと30日間の保存が可能だそうです。副反応の注意書きのリーフレットにも同様な説明が記入されていました。
接種後24時間経過しましたが、やはり接種してもらった腕が痛いですが、それ以外は今の所、発熱や頭痛などは無いです。
アメリカ入国だけでなく、今月からは日本への帰国の際に最低でも3回のワクチン接種が義務付けられておりますので、いつ4回接種が義務付けられても当分の間大丈夫になりました。