Morgan
リバプールに無事到着しました。
チェックインしたホテルの駐車場でイギリスのスポーツカーメーカーのオーナーズクラブのエベントが開催されていたようで、自慢の車が並んでいました。
モーガンの車は以前ですと木材のパーツをフレームに使うなど、メカニックよりは大工さんの仕事のような車で有名ですが、他の英国の自動車メーカー同様に何度も倒産の危機に直面していましたが、数少ないサバイバーとして頑張っています。
最近のモデルはエンジンなどの駆動系はドイツのBMWやフォードから入手しており、信頼性も高くなってきていて、この独特なスタイリングで多くの愛好者が多いんだそうです。
この3輪車?ですが、以前は空冷のV2エンジンが前に剥き出しになっていた独特なモデルですが、最近リニューアル、発表されたのはフォードのエンジンにトランスミッションは日本のマツダ製で駆動輪である一本の(前輪X2リア1の3輪車)リアタイヤからパワーを出しています。
それにしてもこの前輪のスタンス、、おそらく2mはあるスタンスは強いですね。
ご覧の通り、窓もドアも無いですし、荷物も搭載される量は限られていて、旅行の際には歯ブラシぐらいは入ると思いますが、ちょっとそれ以上は難しそうですね。それにフロントウインドウも飾り程度ですからヘルメットとゴーグルは必要ですし、、雨が降ればゴアテックス雨具の出番です。
何台か所有するマニアの方のガレージに一台あるイメージかと思いますが、個人的に欲しくなりました。 カミさんに即却下されそうですが、、、
Liverpool
ロンドンから全英オープンの開催されるリバプールに移動中ですが、通常ですと運転して向かいますが、今回は予定の関係で鉄道での移動です。
英国の鉄道は各路線によって運行事業者が違うのは日本のJRとは少し違いますね。一応JRもセントラルや東海など事業は違うようですが、全くの別会社と言うわけではないですよね。
今回のリバプールへの移動はAvantiと言う会社のサービスです。座席指定のファーストクラスを利用していますが、料金は161ポンドでした。 4時間ほどの旅になりますが、食事とドリンクのサービスも含まれていて、古き良き時代の鉄道の旅の雰囲気です。
車内はモダンなスタイルで、テーブルを挟んで対面で座るタイプはヨーロッパ的ですね。
車内WiFiも完備されていて、通信速度はイマイチですが、メールをしたりするには十分です。
車内は服装から全英に行く方がほとんどのようで、私の向かいの席の方もイギリス南部のゴルフ場のベストを着ています。
前回のセントアンドリュースでの大会もそうでしたが、アメリカ人の方も多く観戦に来ているようですが、なぜかマスターズのシャツを着用されていて(自分もですが)いつもの事ながら、マスターズに行った事があるのか??と盛り上がります。
日本人か?から始まり、、松山の話になったり、、私が今年で45回目だった、、と言う話にはアンビリーバブル!!のリアクションはいつもの通り、、
Ecargo Bike
ヨーロッパの宅配便サービス会社のDHLは、数年前から都市部でのデリバリーに電動アシストタイプのバイク、と言ってもこんな感じの小型車両を導入しています。タイヤは自転車そのものですよね、、
今週ロンドンの市内に久しぶりに打ち合わせに出かけた際に、実際に利用されている実車を見つけて早速撮影しました。
発表当初のスペックでは、満充電で70マイルですから約110キロの走行が可能だそうで、後部には2立方メートルのカーゴスペースが用意されています。
通常ですと、バンによる宅配をしていた場所での活用のようですが、コンパクトな大きさですので、路上駐車していてもそれほど邪魔にはならないですし、当然ながらゼロエミッションです。
メリットの多いこのEcargoですが、発表されてから改良されてドライバーの方の使い勝手も良くなったそうです。 ペットボトルのホルダーまで付いているのも良いですね。
Wimbledon
昨日のワトソンの予想通りの結果で、Alcaraz選手が優勝しましたね。
試合内容は55%対45%よりももっと僅差のような展開でしたが、ワトソン君はやはり当日の風の状況や個人スポーツだけに、経験値などが大切な要素は計算に入っていなかったのかも知れませんね。
サーブの成功率や、どの地点からウイナーと呼ばれる返球をしているなど、試合中の放送の中でも大きく取り上げられていて、選手たちの戦略が見えるのは面白かったです。
例えば同じグラスコートでも風の有無や気温などの天候のデータも今後取り入れるのと同時に選手のメンタル面など経験値がモノを言うテニスの面白さにどこまで入っていけるのか?ですね。
テレビの解説者の事前の話ではジョコビッチ選手有力と全員語っていましたが、その理由はやはり経験値とディフェンディングチャンピオンとして相手に与えるプレッシャーなどが要因だとの事でした。
試合内容ではジョコビッチ選手のサーブ前の仕切り時間を規定ギリギリ(時々オーバーしてましたが)まで使うなど、相手に対するメンタルな圧力も実際に対戦した事のある解説者などがコメントしていたほど、ボディブローのように効いてくるんだとか、、
しかし、表彰式での両選手、ちゃんとスポンサーの腕時計は見えるようにしているのは流石ですね。 カルロスのロレックスはマニア垂涎のオイスターフレックスのブレスレットタイプの金のデイトナでしたね。ちゃんとアピールするのはマネージメントの指示でしょうが、印象的でした。
IBM Watson
今回のウィンブルドン大会で話題になっているのがIBMのAI、ワトソンを利用した試合の予想内容です。今朝の深夜の予想で男子シングルの決勝はAlcarazに有利なようですが、、、結果はどうでしょうね。
このワトソンですが、全ての予選の内容でショットの正確さや、勝ちに繋がる動きやその内容が莫大なデータとして蓄積されているのはどのAIとも同じですが、試合内容を数値化してどちらの選手が有力なのか?見どころなども的確に出して来るのはプログラムで指示を出している方の努力かと思います。
以前も投稿しましたが、AIの場合には客観的なデータはすぐに出てきますし、chat GPTのように生成するにあたり文列は間違いなく処理されているものの、内容に関しては間違いでも”思い込んで”アウトプットするケースがありますので、いかに指示を出すのか?そのやり方は人間の介入や的確な指示が必要です。
今回のテニスの解析ソフトは、テニスと言うゲームとその駆け引きなどのプロセスも学習させているようで、AIによる中継もされているほどですので、その指示、プログラミングには興味があります。
マイクロソフトのBingなどではAIが事実関連の検証までするエンジンと連動する事で文章の内容も少しまともになっているようですが、まだまだAGI, Artificial General Interigenceの域ですね。やはり意図的にそのレベルに抑えているのでしょうか?? 暴走を防ぐため??もうターミネーターのようなSFの世界の話ですね、、、
スポーツ解説者や記者の仕事が楽になるのか?はたまた失業に繋がるのか??今後のAI解説の進化が楽しみですが、 ”カツカレー食べた?”とか”日本で楽しみにしている食事は何??”とかテニスと関係無い質問は人間にしかできないでしょうが(笑)、、、、今度何を質問すべきか?とかAIに考えさせてみたいですね、