非日常のライフスタイル
今日、天気も良くて先日コンフィギュレーターを使って見積もりを取っていたバイク, BMW R18 B の試乗をして来ました。
1802ccのツインシリンダーのエンジンの運搬機のようなバイクですが、”Made in Belrin”と明記された工芸品のようなオーラが感じられるモノでした。
車重は400キロで、ボティービルダーがダイエットに失敗してリバウンドした感じですが、動き出したら相撲の力士??すばしこいデブ??の動きでまず物理の法則に沿った概念が吹っ飛びました。さすが2つの900cc シリンダーが爆発で作られる158Nmのトルクが動かしてくれます。
とは言え、400キロの慣性重量ですから取り回しはちょっとコツよりは筋力勝負。購入する前にはレッグプレスで100キロ出来る様にトレーニングしておかないといけませんね。ただ、セルモーターを使ったバックギアがついてますが(900ポンドのオプションです)、、慣れないとサイドスタンドから起こせないほどの重さです。。コツはハンドルバーを右にいっぱいに切ってエィっとやると簡単に引き起こせますョ。
この半導体不足の環境下ですが、搭載されている電気関係部品はおそらくBMWの自動車部品の倉庫にあったパーツを寄せ集めて搭載したような感じで、前の車のスピードに合わせて走行する事のできるクルーズコントロールや、ステレオまで完備していて、当然スマホと連動してナビも最新情報が大型スクリーンに表示されるのは、テスラのそれによく似ています。アナログな1800ccのエンジンとハイテクのギャップも日常的ではありません。
オートバイは趣味の乗り物とはいえ、チョイ乗りで近所に行ったりする事もできるはずですが、400キロの巨体ですから走らせる前にはかなりの覚悟が必要なのも非日常的。
とはいえ、英国ではかなりの人気なんだそうで、整備を受けていたオーナーの方に聞くと、その非日常的なところが楽しいんだとか、、
そして、自宅のガレージで”a Cup of Tea” を片手に(英国ですね)音楽をかけてあれこれ遊ぶんだとか、、その気持ちは良くわかります。
日本でも人気車種なようですが、実際にどのような方が購入されているのか?意外なヒット商品なのかもしれませんが、まず普通のバイク置き場だと半分はみ出します!
大型ヨットと同じように呼ばれるこのクルーザータイプのBMW。非日常の世界観を楽しむ道具として唯一無二の商品ですね。
Allotments
和訳すると“割り当て“と言う意味ですが、イギリスで地元自治体から借り受けた家庭菜園に使われる事があります。 日本で言う1坪菜園ですね。
自宅に立派なガーデンがあっても、このアロットメントを借り受けて、中には休憩の為や備品を収める小屋まで作って、日曜菜園を楽しんでいる方が多いです。
このアロットメントですが、人気で割り当ても抽選だったり、世襲制で何代にも渡って家族で持ち続けている方も多いようです。
日本式に言うと数坪の土地ですが、花を育てるよりは食べられるネギやほうれん草、ナスなどの野菜中心で育てている方が多い感じです。
夏になると、週末だけでなくウイークディも賑わっていて、さすがに夜は自宅に戻るようですが、お昼ご飯は弁当と言ってもサンドイッチやスナックを持ち込んで一日作業をしている方も見かけます。
今日、近所にあるアロットメントの前を通りましたが、冬に向かう準備の方が少し作業していたようですが、こんな感じでした。
日本でも同様な取り組みがあるようですが、マンション暮らしの方には良い気分転換になるでしょうね。
11・11
今日は11月11日ですが、英国ではRemembrance Dayと呼ばれ、第一次大戦の終了日に合わせて、大戦での戦没者を思う式典が主にコモンウェルスと呼ばれる英連合の国で行われる日です。
第一次大戦が終了した”at the 11th hour on the 11th day of the 11th Month” 1918とあるように、11の並ぶ時間に合わせて黙祷が行われたりしますし、ロンドン中心地では王室が参加するパレードも行われます。
10月後半からは、イギリス国民の間では赤いポピーの飾りを身につける習慣があり、元軍人の方やその関係者が寄付を集めている様子は日本の年末に見かける赤い羽募金と良く似ています。
ポピーの由来は、戦争が終わった時に戦場に沢山のポピーが咲いていた、、との言い伝えから始まっていて、失われた命=ポピーの花のイメージなんだそうです。
この11・11の数字の並びですが、海外では偶然の一致の数字と例えたり、縁起の良い数字と考える方も多いようです。 日本でも11月11日11時11分に婚姻届を出される方も多いようですが、年に一回は訪れるタイミングをエンジェルナンバーとして考える方も多いようです。
今年はウクライナ情勢など、沢山の命が失われる中でのRemembrance Dayとなりますし、先日国王になったチャールズ国王の最初のエベント参加となりますね。
Seeing AI
最近近くのモノが見にくくなり、老眼鏡のお世話になっていますが、スマホのアプリでも拡大表示できるようなモノもあり、色々調べてた所、マイクロソフト作成したアプリでSeeing AIと言うのを見つけました。
私のような単なる老眼対応では無く、視力に障害のある方を対象にしていて、立ち上げると、文章をOCR機能を使い読み取ってくれるのは当然ですが、物体や顔を認識できるAI機能(商品名ではアイ=目と発音するようです)を使う優れ物です。盲導犬の事を英語ではSeeing Eye Dogと呼びますが、盲導犬に代わると言う意味もあるのかも知れません。
無料アプリのようですが、さすがにそこまでの高機能は必要ないので、ダウンロードしていませんが、弱視の方が日常生活で苦労される事を少なくする為のアプリの開発がここまで進んでいるのにはびっくりしました。
確かに普通に歯を磨くだけでも歯磨き粉と他のクリームとの差は視覚で認識しますし、顔やモノを認識できるのは弱視の方は大変苦労をされているかと思います。
個人的には朝間違ってシェービングクリームで歯を磨こうとして大変な事になった経験もありますが、これは単なるうっかりミスです。これにはウッカリAIでも開発してもらわないといけませんね。
今後スマホ無しか、それともスマホに連動するような眼鏡にカメラが内蔵される端末などで、弱視の方のサポートをするAI技術が進む予感がしますね。
Configure Now
最近の自動車メーカーのサイトに必ずと言って良いほどあるのが、購入予定の車を自分仕様にデザインするConfigulatorと呼ばれるシステム。
車種を選び、色を選び、エンジンの大きさやオプションを選んで行くと、自分仕様の車の見積りが取れるだけでなく、オーダーができるようにコードが作られて、ディーラーに送って発注できるようなシステムもあります。
日本では車体の色を比べたり、仕様も、デラックスやスポーツ、、はたまたアルファベットでSやらGSなどのパッケージが選べる程度だと思います。
しかし、実際にこのサイトに入って、あれこれ付けて行くと車体価格が倍!になる事も珍しくありません。ポルシェやフェラーリではオプション無しの設定では実際に走行できるのか?分からないほどで、元々高い車両価格に一般車ですと一台購入できる金額のオプションを付けないと思うような色が指定できない程、、
メーカーにとってもオプションは良い商売なのでしょうね。
今日は、BMWのバイクのサイトでR18と言うモデルが気になって、このコンフィギュレーターを使いあれこれやってみたらなんと3万ポンド越え=500万円のお値段で、“即“諦めましたが、、、