4月5日(月)午後2時
マスターズ・ウイークの火曜日は世界のメディアにとってトーナメント最初の公式インタビューが開催され、これが最初のエベントです。これからグリーンジャケットを着た今年の優勝者のインタビューが終わるまで、プレスルームの中にあるインタビュールームは独特な雰囲気が続き、注目の選手の毎日のコメントが世界中に発信されるわけです。このプレスルームのやりとりをまとめるだけで、結構面白い本ができると思います。
さて、今年は特別に月曜の午後2時からタイガー・ウッズの単独でのインタビューがあると、本日(現地24日)発表になりました。火曜のインタビューは去年の優勝者や、例年ですと、当然ながらスーパースターのウッズの出番も火曜にあるわけです。
前にも書きましたが、アメリカでは一種の社会現象となったタイガーの私生活の最終章、復帰がはじまるわけです。そのためにマスターズコミッティーも特別な場を用意したわけです。当然、ゴルフに関する質問だけに限定されるのでしょうが、復帰第一戦に対する考えは聞かれるわけですので、まさかドライバーの調子がどうの、新レギュレーションのウェッジは、、、とかいう話題ではないでしょう。
世界の注目する舞台は、現地時間の4月5日(月)午後2時(日本時間の6日午前3時)からはじまります。
Coffee, Tea or me ?
・・・っていうのは昔スチワーデス、今はキャビン・アテンダント(CA)のことを揶揄した、「コーヒーになさいますか、紅茶ですか、それとも私がお好み?」って、今、話題にするだけでセクハラ、パワハラで訴えられること間違いない“死語”です。
なぜ急にCAの話題かと?? 実は或るレストランでカウンターの隣に座ったふたり連れが某航空会社の若いCAだったのです。専門用語なので他には分からないと思ったのか大きな声で話してましたが、聞いて思わず苦笑してしまいました。
○×便で何処そこに行ったが(これで、一発で航空会社が判明!)、L5にアサインされて最悪だったとか、20Dにセールスに回って行ったらメモを渡されて、、L1に怒られて、、、これを翻訳しますと、左の前から5番目のドア(ジャンボの最後尾)の担当で乗務した、免税品の販売に座席20D(ビジネスクラスですね)の乗客にナンパされて喜んでたら、L1=客室責任者(左の皆さんが搭乗するドアの担当)に注意された、、となります。小さい声で、「この間までR5だったんだけど、盛り上がってるね」といって見ようかと思いました。彼女らの反応を見るだけでも面白かったかも(R5は、ジャンボの場合「機長」のこと)。
日本では、CAは女性にとって憧れの仕事のひとつで、何十倍もの狭き門です。男性乗員もキレイなCAが乗っていると顔をほころばせてる方が多いですが、実はCAの仕事は食事を出したり、ドリンクサービスをしたりするだけではありません。緊急の際に乗客の安全を守るために搭乗しているんです。
アメリカの航空会社のCAは日本の航空会社と違い、かなり経験豊富な(他の言い方もありますが)方が多いです。サービスの面では日本の航空会社とは比べものにならないですが、緊急時の時の対応は世界で一番かもしれません。
以前、機内で何か燃えているような異臭が発生して緊急着陸することがあったのですが、私がたまたま非常口付近に座っていたので、緊急着陸時のブリーフィングをするからギャレー(調理室)に来るようにCAに呼ばれてカーテンが閉められると、鬼教官のような形相でテキパキと指示を出します。もし、とか、ひょっとしたら、ではなく、You do this ! という感じですので、こっちもアドレナリン全開状態で緊急着陸に備えるわけです。
結局、機内食のオーブンの調子が悪かっただけでしたが、頼りないようなオバちゃんCA(あっ、言ってしまった)も緊急時にはしっかりするんです。もちろん、件のCAの方たちも同様な訓練を受けていますし、対応はできるはずですが、あの細い体でダイジョブかなあ、、
写真と本文は関係ありませんので、、
マイボール
似顔絵入りのマイボールを作っていただきました。石川遼プロもボールにイラストが入ってますが、ブレークの予感がします。M.JINNOとか、名前入りのボールはよくあるのですが、イラストのデータを持ち込むだけて簡単にイラスト入りのボールが届くようになりました。
おもいっきりゴルフクラブでイラストを叩くとアタマが痛くなるよ、って或る方に冷やかされましたが、念のためにティーアップの時には顔をコースに向けて打つようにしようかな、、
SRIスポーツの馬場宏之社長、ありがとうございました!
春が来た!
春分の日。センバツ高校野球が開幕ですが、それにしても強い風です。アサの最低気温がやっと5℃を越えるようになって、冬の間、室内に置いていたハイビスカスの鉢を表に出したところ、さっそくこんなきれいな花を咲かせました。よく見ると数個つぼみもスタンバイしているようですので、しばらくの間楽しませてくれるでしょう。
もっと春を感じるのは日の出の時間が少しずつ早くなることです。冬の間はそれほど気にならなかった朝日も、これからは寝室を明るくしてくれます。明るい光をアサ一番に浴びると気持ちがよいだけでなく、熟睡できますので、これから夏にかけての海外出張は時差調整も楽になりますね。
先日も書きましたが、あと2週間もするとマスターズ・トーナメント(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで4月8日開幕)です。タイガー・ウッズの復帰も発表され、例年以上の盛り上がりのようです。タイガーも復活の舞台をマスターズに選んだのは大正解。ご存知のとおり、マスターズはプレスだけでなくパトロンと呼ばれるギャラリーのマナーもよいので有名です。チケットも購入する権利を毎年更新するようなシステムですので、うっかり不適切なヤジでも飛ばすと切符の番号が控えられて、その場は何もなくとも翌年からマスターズに行けなくなる訳ですからたいへんです。ゴルフに集中できる最高の舞台で、プロゴルファーとしての話題で、ぜひ復活を飾って欲しいです。
タイガー復帰に思う、、、
タイガー・ウッズがマスターズ・トーナメント(4月8日開幕・ジョージア州オーガスタ)からゴルフトーナメントに復帰します。アメリカの各メディアはアメリカ史上最大のゴルフ・エベントになるとか、オバマの就任式以来の高視聴率になるだろうとか、たいへんな盛り上がりはご存知のとおり。マスターズウイークの火曜に行なわれるインタビューは全米に生中継されるかもしれません。
タイガーは世界を代表するスーパー・アスリート。今回のトラブルに関して4ヶ月前の例の自動車事故以来、アメリカのメディアを騒がせてきました。NYタイムスによると、この4ヶ月のタイガー関連記事の量は、同時多発テロ後の同期間で掲載されたテロ関連記事より多かったという、考えられないデータがあるそうです。交通事故後、はじめての記者発表は全米だけでなく、全世界のデレビでも流れましたし、この4ヶ月、彼の名前を聞かない日はなかったかも知れません。
これほどの注目を集めているタイガーですので、アメリカの広告業界も放っておけないですが、モラルの観点から会社やその商品のコマーシャルをさせられない状況は続いているのはご存知のとおりです。
アメリカのアスリートたちはいい意味でも悪い意味でもメディアに取り上げられ、法に触れることがあれば面白おかしく記事にされる場合があります。MLB選手の筋肉増強剤などの薬物疑惑、NFLやNBA選手の暴力、性犯罪、麻薬などアメリカでは頻繁にニュースで流れています。
以前、この日記でもゲリープレーヤのゴルフ選手に対するアドバイスを書いたことがありますが、今のプロスポーツの構図は、選手が活躍する、メディアが注目する、テレビの視聴率が上がる、それをスポンサーが利用して商品を売る、というパターンのビジネスモデルです。
英語でRole Modelという言葉があります。直訳すると“役の見本”、すなわち“よいお手本”ってことですよね。スポーツ選手がよいRole Modelであるべきでしょうが、業界もそれをサポートする体制を強化する必要があります。
タイガーが今年のマスターズでの復活を優勝で飾る確率は英国ブックメーカーのオッズによると3/1から9/2の間で、断然トップのようです。プライベートなことでなく、はやくゴルフの話題でメディアを賑わせてもらって、Role Modelとして戻って欲しいですね。