2010.04.07

マスターズ練習日初日

5日(当地)は練習日初日、アサからコースの状況を見に行ってきました。今年はもう桜が終わってしまってるのですが、アゼリアはご覧のとおり、これからといった様子です。20100407_01これは2番ホールの左側のクリークのあたりで撮影したものですが、13番も同じような状況でちょっと寂しい限りです。しかし、土日には“オーガスタマジック”というにふさわしい、アゼリアが咲き乱れることと思います。

日本人選手たちも、各ホールでグリーンのアンジュレーションの確認など最終調整をしていたようです。20100407_02池田勇太選手もグリーンでボールを手で転がして様子を見ているようでした。マスターズ第一回目の挑戦となる同選手ですが、ハウスキャディーを使わないのが残念です。攻略法とか選手の力を100%引き出してくれるノウハウを持っている彼らに一緒に回ってもらえば1ラウンド2ストロークは違うとよくいわれます。帯同キャディーのよさもあるかもしれませんが、ここオーガスタでは是非ともハウスキャディーにバッグを預けてもらいたかったですね。そうすれば、グリーンのラインだけでなく、攻める場所とかの的確なアドバイスが貰えたはずです。

20100407_03一方、石川遼選手は2回目のチャレンジ。勝手が分かっているとはいえ、やはり日本で見るのとは少し様子が違うようです。しかし、ファンサービスでは負けておらず、パトロンとの写真撮影に応じたりして好印象でした。

この日はタイガーの練習ラウンドの16番と石川プロの6番が同じタイミングで、タイガーへの応援の声に「何事??」と立ち止まることが印象的でした。

20100407_04上の写真は、ラウンド後に恒例の日本の記者による囲み取材を受ける石川選手。皆さんが目にする新聞記事はこういう現場からの情報が流れているのですね。

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2010.04.06

今週のオーガスタの天気は、、、

20100406今年も使わせていただいているオフィシャルカーはメルセデスベンツですが、この写真を見てホコリを被っているように見えるのは実は松の花粉です。花粉症の方がこれを見るだけでくしゃみをするかもしれませんが、今年の花粉は半端ではありません。

マスターズに30年以上来ておりますと、こういう花粉とか花の咲き具合でその年の天気の予想ができます。

久しぶりに今年は“マスターズ日和”というのでしょうか、30℃近い温度で、強い日差しの中でのトーナメントになるようです。こういう強い日差しの時には雷雨に突然襲われたりすることもあるのですが、天候が今年のプレーにどのような影響を与えるか??? 金曜にドッと雨が降って温度の変化があって、、、プレーだけでなく天気も暑くなりそうです。

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2010.04.05

これからオーガスタに向かいます

20100405晴天のニューヨークをあとにして、これからアトランタを経由してオーガスタに向かいます。

写真はニューヨークのラガーディア空港を離陸してすぐに撮影したものですが、中央右下にはMLBシーズンを待つ新ヤンキースタジアムが解体中の古いスタジアムの隣にあるのがよく見えます。真ん中を流れているのがハドソン川ですが、昨年(2009年)の2月に“ハドソンの奇跡”といわれた不時着の場所です。丁度このぐらいの高度で両方のエンジンが停止したんでしょうね。幸い我々の飛行機は無事に巡航高度まで上昇を続けました。

ハドソンの左側がマンハッタンです。こうやって見ると細長い形がよく分かりますね。真ん中がセントラルパーク。ニューヨークにも遅い春が来たようです。

明日からはオーガスタの模様をレポートしますので、お楽しみに。

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2010.03.30

マスターズ、いよいよ来週

20100330来週いよいよマスターズ・トーナメント(4月8日開幕・ジョージア州オーガスタ)です。アメリカのプロゴルフトーナメントはすでにはじまっているのですが、今年最初のメジャー大会はゴルフファンにだけでなく、スポーツファンにとって特別な大会です。

今年はタイガーの復帰や、日本から片山、そして池田、石川の新しい世代の選手たちのチャレンジなど話題豊富な大会になります。

私も今週末に移動して、月曜からオーガスタナショナルに入り、現地の模様をお知らせすることができると思いますが、実際のトーナメントウイークはこういう感じです。

以下、現地時間です。

4月5日(月)、練習日初日。ゲートは午前8時にオープン。練習ラウンドは別の切符なんですが、これもすべて完売の状態がここ何年も続いてます。入場者数は公式発表されないのですが、練習日に来る方のほうが木曜日からのトーナメントに比べると若干多いようです。

車の渋滞も早朝からオーガスタに向かうワシントン・ロードという幹線道路は高速道路の出口から渋滞しますが、日本とは違い警察が交差点の信号を調整するので、比較的早く駐車場に到着します。オーガスタは近年ゴルフ場周辺の土地を購入してパトロンたちの駐車場を整備して来ました。チケットを持っている方は基本的には収容できるようになっています。ゴルフ場に隣接するバークマンという通りを挟んで駐車場ですが、そこからゲート6というメインゲートにパトロンは向かいます。そこで空港のようなセキュリティーチェックを受けて、今年完成した80打席の練習場を左手に見て入場するわけです。

火曜は同じ時間に会場、練習日の間はだいたい夕方の6時30分にゲートが閉められますので、それまで一日パトロンの方は練習日の間は許されているカメラを片手にプロショップでお土産を買ったり、好きな選手の練習をみながらオーガスタナショナルを歩きます。

水曜は、皆さんご存知のパー3コンテストが午後1時にスタートします。TBS解説の岩田禎夫さんが番組中に必ずいうのでご存知だと思いますが、このコンテストの優勝者はマスターズで勝てないというジンクスがあるので、リラックスした雰囲気の中で、池越えのホールでは水切りショットをしたり、同組の選手達が一緒にポールを打ったりするといった、普段のトーナメントではありえないショーを見ることができます。

そして、いよいよ木曜から本戦。8時にゲートがオープンされると、常連のパトロンは折りたたみの椅子を持ち自分の好きな場所を目指します。18番のグリーンに陣取る方もいれば、16番のアタリまで一目散に向かう方や、練習場に行ってプロの練習風景を見る方もいらっしゃいます。

日曜日の優勝シーンまではあっという間です。

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2010.03.26

日本の明かり、世界の明かり

20100326日本の明かり、世界の明かり、って子供の頃に某社のコマーシャルでいっていました。今、世界中でこの省エネ電球が注目されておりますが、今日は最新テクノロジーの話ではなく、明かりの話。

私はイギリスに頻繁に行きますが、何故かイギリスの街の中にいるとホッとするというか落ち着くんです。もちろんロンドンとかの雑踏の中にいても、東京やニューヨークとは違う安心感があります。

何故って深く考えたことがなかったのですが、最近の省エネ電球とかを購入して見てその原因が分かりました。

イギリスでは自宅だけでなく、事務所やお店で使われている蛍光灯が非常に少なく、白熱電球の利用がほとんどなのです。もちろん省エネ化はイギリスでも盛んですが、なぜか省エネ電球も白熱電球に近い色のモノが多く使われております。東京やニューヨークの明かりはどちらかというと“白”ですが、イギリスは少し黄色い感じです。高速道路の照明もアンバーというか、赤黄っぽい色が使われており、街の街頭もそれに近い色です。

太陽の明かりは睡眠時間のコントロールに役立ったり、メンタルな面での影響はいろんな方の研究で明らかにされております。冬の日照時間の短い国では鬱病になる方が多いというデータもありますが、蛍光灯の白い光と白熱電球の色が人間の感性の部分に与える影響を研究されている方がいらっしゃるのでしょうね。

写真は省エネ電球、“白熱電球と同じ色調”って書いていたので購入したのですが、残念ながら大きさを間違えてしまい、思っていた照明器具で使えなかったです。電球の白い部分が引っかかるんです。老婆心ながら、皆さんも購入される際は大きさを確認された方がいいですよ。

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