イギリスの午後のお茶に必ず付いているのがこのお菓子です。スコーンと呼ばれるパンの上に、イチゴのジャムとクロテッドクリームがのっています。

クロテッドクリームは温めた牛乳の表面に固まるクリームを集めて作られるもので、乳脂肪分はバターと生クリームのほぼ中間に当たります。濃厚なクリームって感じですが甘さは控えめで、ジャムの甘さのみ。クロテッドクリームは本当にクリーミーさのみです（当然か）。

時差で一番眠い午後の3時、これと紅茶で眠気覚ましです。クリーム・ティー、基本は紅茶とスコーンのセットですが、ケーキとか甘いものが一緒のこともあります。

ウインブルドンは海外メディアも多数取材に来ておりますが、場内で見つけたあるレポーターの様子を撮影しました。上半身しか撮影されないわけですが、ビーチサンダルに半ズボンとは大したもんです。カメラマンも同じ格好なんですね。

いつも思うのが、テニスとゴルフの取材の姿勢です。当然、テニスの場合には限られたスペースのテニスコートが舞台ですのでコートサイドのカメラマンの数も制限されており、場所取りも抽選だったり早いもの勝ちだったりたいへんな様子。ゴルフはその18ホールあるわけですので重い機材を持って移動する必要があります。

いずれにしてもプレスの方は苦労して取材をされているのですが、このテレビのクルーのような姿勢は、何かユーモラスさを感じました。

テニスのグランドスラム大会の中で唯一芝生のコートで行なわれるのがこのウインブルドン大会です。

2日は「アンディー・マレー（イギリス）対ラファエル・ナダル（スペイン）」の準決勝を観戦しました。試合結果はナダルがストレートで勝って決勝戦に進んだのですが、イギリス（スコットランド）のマレーですので、先日の南アW杯でドイツに破れて話題の少ない当地のスポーツファンもかなり盛りあがりました。このセンターコートのチケットもダフ屋で2万ドルの値段がついたと朝のニュースで報道されており、ご覧の通り満席でマレーへの応援が聞こえました。

写真左下が選手の家族、友人のエリアなんですが、元イングランドのデ ビッド・ベッカムも子供を連れて現れて周りが大騒ぎになってました。試合中にも「ベッカム頑張れ！」とか意味不明のヤジが飛ぶなど、面白かったです。

iPadを使いはじめてから出張の準備が変わりました。以前ですと重いラップトップを抱えていたのですが、iPadを購入してからはほとんどの作業がiPadでできるようになりました。3Gネットワークを使って移動中でもデータのやり取りができるのは、昔モデムを使ってダイアルアップ経由でインターネットに使っていたのに比べると山手線と新幹線の違い、いやリニアモーターカーとの違いぐらいですね。

今回はイギリス中心の移動ですのでO2という通信会社のSIMカードをショップで入手しました。これはタダでもらえます。写真でもご覧になれますが、通常の大きさのSIM カードの中にマイクロシムが入っている優れモノ。本体に挿入した後はiTuneに一旦iPadを接続してO2の通信環境を設定するだけです。

肝心の料金ですが、1ヶ月20ポンドで5ギガまでのデータが使えるプランと、24時間で最大500メガの利用で2ポンドのプランがオファーされております。移動中のみ使うので今回は必要な時だけ2ポンドプランを選択しましたが、十分な利用ができます。O2の場合はHotSpotと呼ばれるWiFiエリアが駅や空港だけでなくレストランでも使えます。それにWiFiでの利用はデータ利用料に関係なく使えますのでかなり使い勝手はよいです。

NTTさんも日本への旅行社向けにこういうサービスを展開すれば立派なビジネスになると思います。機内販売でも売れます。ぜひ検討してもらいたいです。

SAMURAIジャパンもワールドカップの決勝トーナメントに進出して皆さんもホッとされているかと思いますが、まだまだ今週末（27日午前11時）には熱い戦いが待ってます。

去年の11月にストリーミング配信をした総合格闘技がまたネットに戻って来ます。今回のヒョードル戦は課金システムで千円の視聴料がかかりますが、ハイビジョンでの中継は迫力があるはずです。
「MMAチャンネル」（Cavea）にアクセスしてご登録いただき（頁右上の「新規登録」ボタンをクリックする）、是非ヒョードルvsヴェウドゥムをライブでお楽しみ下さい。